シワが目元や口元に加え首まで…食い止められる?改善方法は

読売新聞夕刊の「OTEKOMACHI」のページと連動し、「モヤモヤ・健康編、働き方編」として、働く女性の仕事や健康に関する悩みに専門家が答えます。

30歳代後半になり、シワが増えてきたように感じます。目や口のまわりに加え、首にもシワが目立つようになりました。このまま増えたらどうなるのかと不安です。食い止める方法はないでしょうか。今あるシワを改善する方法についても、知りたいです。

日焼け止めが基本

30歳代後半から目立ってくる額や目尻、口のまわり、首のシワは悩ましいものです。シワやタルミ、シミといった肌の変化の20%は、誰でも加齢に伴い生じる自然なものです。しかし、残り80%は、紫外線を中心とする太陽光によって起こる「光老化」と言われます。

シワの予防や進行を遅くする手段として最も大切なのは、太陽光から肌を守ることです。基本は日焼け止めを使うこと。塗り方にも注意が必要で、首やうなじ、耳も忘れず塗ってください。

日焼け止めの効果を十分に得るには、想像以上に大量に塗る必要があります。乳液タイプの場合、手のひらに500円玉くらいの量を取り、額、頬、鼻、顎に少量ずつ分けて置き、顔全体に満遍なく塗り広げます。これを再度繰り返します。こうした重ね塗りが重要なのですが、私たちの調査では、多くの人が必要量の半分以下、スプレータイプでは10%程度の量しか塗れていませんでした。

紫外線は5月頃から強くなり、午前10時~午後2時頃がピークになります。外出時には日傘を使うなど十分な対策を講じましょう。

今あるシワには、シワ改善の効能がある薬用化粧品を使うのも良いでしょう。いくつになっても光老化を遅らせるため太陽光対策を心がけてください。(東京女子医科大学名誉教授 川島真さん)

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浦上克哉
川島 真(かわしま・まこと)
東京女子医科大学名誉教授

東京大学医学部卒。パリ市パスツール研究所留学後、東京大学皮膚科講師などを経て、1992年に東京女子医科大学皮膚科主任教授に就任。2018年に同大学名誉教授、同年医療法人社団ウェルエイジング総院長。東京薬科大学客員教授、日本コスメティック協会理事長も務める。

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