✕ もう無理です
◯ ご容赦いただけませんでしょうか?
職場で「ことばづかい」を間違えると、人間関係にヒビが入ったり、信頼を失ったりすることがあります。仕事上のコミュニケーションに悩みを抱えている人は、無意識のうちに余計な一言を言ってしまったり、いら立たせる話し方をしたりしているのかもしれません。コミュニケーション術のスペシャリスト櫻井弘さんが、好感度がアップするフレーズを指南します。
どう頑張っても相手の期待に応えることができないとき、あなたはどのように伝えますか? 悪い断り方、良い断り方を紹介しましょう。
✕ もう無理です
◯ ご容赦いただけませんでしょうか?
価格交渉の席などで過剰な要求をされたとき、「もう無理です」という断り方は突っぱねている印象を与え、交渉自体が決裂してしまうおそれがあります。切迫感を出しつつ、「ご容赦いただけませんでしょうか」と言うといいでしょう。
「努力はしたものの、これ以上はどうしても相手の意向に沿えない」というときは、低姿勢かつきっぱりとした断り方をするのが大事。やんわりとしたことば選びに加え、態度や表情、語調も使って伝えるのがポイントです。
【職場で好かれる言いかえ】前と違うことを言う上司にソフトに反撃
※この記事は「イラっとさせることばを好感度120%のセリフに変換!ことばの言いかえ見るだけノート」(宝島社、税込み1400円)の一部を再編集しています
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