育休からの職場復帰、不安なママがやっておくべきこととは?

4月からの職場への復帰を控えて、不安な気持ちを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。働くお母さんを応援する会社であるマザーネットにも、たくさんの相談が寄せられています。

この時期に一番多いのは、「仕事と子育ての両立って、本当にできるのでしょうか」という相談です。例えば、メーカーで開発を担当する女性は、出産前、残業や出張のある働き方をしていたのですが、復帰後は同じ働き方はできず、夫も多忙なため、不安な気持ちになっているようでした。

新生活をシミュレーション

そんな方には、職場復帰後の新しい生活がうまくまわるかどうかをチェックするために、事前にタイムスケジュールをシミュレーションしてみることをおすすめしています。縦軸には時間、横軸には自分、子ども、夫の他、場合によっては祖父母やベビーシッターも入れ、一日の行動を起床から就寝まで記入してみます。

忘れずに入れてほしいのは、次の項目です。
□身支度
□保育園の荷物の準備
□朝食の準備
□朝食
□保育園への送迎
□洗濯機のセット
□洗濯物干し
□夕食の準備
□夕食
□入浴
□寝かしつけ

在宅勤務がある方は、出勤の日と在宅勤務の日の2パターンで作成してみましょう。

育休から復帰、タイムスケジュールを作ろう 大手小町 読売新聞
タイムスケジュールの例(午前)

例えば夫婦ともに出勤の日、妻は午前5時に起床し、保育園への持ち物などの準備をし、洗濯物を干して朝食の準備を行う。午前6時に朝食を食べ、身支度をして午前6時30に自宅を出発。午前7時50分には出社します。一方、夫は午前5時30分に起床して、身支度や朝食を終え、午前6時半に子ども2人を起こして朝食を食べさせます。身支度を整えて午前7時15分には自宅を出発、子どもを保育園へと送ったのち、会社へ出社する、といった具合です。

育休から復帰、タイムスケジュールを作ろう 大手小町 読売新聞
タイムスケジュールの例(午後)

完成したら、確認してほしい項目があります。子どもの睡眠時間は、9~10時間(保育園でのお昼寝時間は除く)は確保できているでしょうか。小学校低学年までは、最低9時間をキープしたいものです。上のスケジュール例(午後)のように、家事をすべて済ませてから寝かしつけをする方がいらっしゃいますが、子どもの睡眠時間の確保を第一優先にし、残った家事は翌朝にしても良いでしょう。

また、完成したタイムスケジュールは、夫と一緒に確認してみましょう。家庭の収入を上げるためには、妻が短時間勤務よりも、復帰当初からフルタイム勤務を取得した方が良いケースもあります。それを実現するためには、夫が朝の保育園への送りを担当したり、妻が子どもを寝かしつけた後、夕食の後片付けやお風呂洗いを担当したりすると、うまくまわるケースをよく見かけます。二人で話し合いながら、育児や家事の分担を決めていければ良いですね。

親も寝不足に注意

最近では、夫に家事の負担が偏りすぎて、夫の睡眠時間が短くなっていることもあります。夫婦とも、しっかり睡眠時間を確保できているかも、忘れずにチェックしてください。長い目で見ると、両親が健康でいることはとても大切です。

「復帰するどれくらい前から、復帰後のタイムスケジュールで生活すれば良いでしょうか」という質問をよく受けます。4月に保育園に入所すれば、最初の1~2週間は、ならし保育があります。この期間から練習してみれば大丈夫です。夫は、ならし保育が始まったら、妻が復帰していると想定して、動いてくださいね。

今は、家族というチームで、共に働き、共に子育てや家事をする時代となりつつあります。職場に復帰してからも、定期的にタイムスケジュールを書き出してみて、夫婦でチェックをして、良い方向に改善していければいいですね。子育ても仕事も、準備した通りにいかないのは当たり前です。だんだんと慣れればスムーズにできるようになって、生活リズムが整っていきますので、おおらかに構えて、仕事も子育ても楽しんでみてください。

◇ ◇ ◇

「子育て応援団」のコーナーでは、子育て支援の専門家や医師、タレントらがリレー方式で、働きながら子育てをするママやパパに向け、元気が出るメッセージや日々の暮らしに役立つ知識を盛り込んだコラムを掲載しています。

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