ソフトコンタクトをつけたまま寝て充血…受診は必要?

読売新聞夕刊の「OTEKOMACHI」のページと連動し、「モヤモヤ・健康編、働き方編」として、働く女性の仕事や健康に関する悩みに専門家が答えます。

毎日、ソフトコンタクトレンズを装着しています。1日使い捨てのタイプを使っているのですが、疲れて家に帰ると、つい外すのを忘れて寝てしまい、朝まで着けっぱなしなんて日もあります。目がかゆく、充血しています。眼科を受診した方がいいですか。

目の状態の診察を

ソフトコンタクトレンズの使用で起きる眼病として最も多いのは「アレルギー性結膜炎」です。ソフトレンズには、ハードレンズよりも汚れや細菌が付着しやすいという特徴があります。そのため、レンズに付着した汚れによって、アレルギー反応が起きやすくなります。かゆみと充血の症状があるとのことから、この病気の可能性が高いと考えられます。

角膜(黒目)は、涙で酸素を補給したり、老廃物を流したりして、目の健康を保っています。

角膜に密着するソフトレンズを長時間つけていると、涙が流れにくくなり、酸素が届きにくくなります。目を閉じている時は、開けている時に比べ、酸素の量が3分の1程度に減ると言われており、就寝中もレンズを外さないと酸素不足の状態が続きます。

このような状態が続くと、目が乾燥する「ドライアイ」になるうえ、角膜に傷ができやすくなります。傷から細菌などに感染すると、視力が低下することもあります。

いったんレンズの使用をやめ、眼科で目の状態を調べてもらいましょう。点眼薬による治療や、レンズの種類、装着時間の見直しも必要かもしれません。症状が落ち着いても、手をきれいに洗ってから装着し、眠る前には外すことを習慣化してください。(佼成病院 眼科医・重安千花さん)

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重安 千花(しげやす・ちか)
佼成病院眼科医、日本眼科学会専門医

東京女子医科大学卒業。慶応義塾大学医学部眼科を経て、杏林大学眼科非常勤講師、現職。

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