通勤バッグの選び方、スタイリストのおすすめブランド4選

使用頻度の高い通勤バッグは、使い勝手や見た目にもこだわりたいもの。1万人以上の働く女性向けに装いをアドバイスしてきたパーソナルスタイリストのみなみ佳菜さんに、この秋冬におすすめの通勤バッグを紹介してもらいました。

秋冬といえば、ファー素材などを思い浮かべますが、ビジネスシーンには適しません。「信頼感を与えることが大切なので、革素材や、軽くて使いやすい合皮がいいでしょう。季節感を出すなら色で」とみなみさんはアドバイスします。

まずは黒や茶、グレーとベージュの中間色の「グレージュ」といった基本的な色のバッグを揃えます。黒や茶などのツートーンカラーなら、どちらの色の靴を履いた時にも合わせやすいので便利です。ベーシックな色のバッグを既に持っているなら、ボルドーやカーキで色を足すのもおすすめです。

日頃使うバッグなので、機能性も重要です。「資料を持ち歩くのでA4サイズは必須」、「荷物が多いので軽い素材にしたい」、「2個持ちするのでメインのバッグは小さめにする」、「取引先を訪問するのにバッグの置き場に困らないよう自立した方がよい」など、譲れないポイントを明確にします。その条件を満たしたうえで、季節感を取り入れていきます。

性格タイプから自分らしさを表現

ただ、自分に似合うバッグを選ばないとタンスの肥やしになってしまうこともあります。そこで、みなみさんは自分らしい装いに近づく一歩として、性格を自己分析してみることをすすめています。性格を大きく四つのタイプにわけました。

(1)ソフトフェミニンタイプ
誠実さや思いやりを大切にする人。柔らかな雰囲気がある人。芸能人でいうと、綾瀬はるかさんや蛯原友里さんなど。

(2) ポップキュートタイプ
明るく元気でキュート。人と違ったユニークなことが大好きな人。木村カエラさんや千秋さんなど。

(3)シックナチュラルタイプ
肩の力が抜けた自然体を好むタイプ。落ち着きがあって大人のふるまいができる人。杏さんや山口智子さんなど。

(4)クールシャープタイプ
ストレートな物言いで、効率よくものごとを進めるのが好き。行動力とリーダーシップを備えている人。菜々緒さんや天海祐希さんなど。

今回はこのタイプ別に、1万円台~3万円台で購入できる秋冬向けの通勤バッグを選んでもらいました。ただ、必ずしも一つのタイプにあてはまるとは限らないため、自分にあてはまりそうな複数のタイプについても参考にしてみてください。

黒やグレージュ、この秋冬に選ぶなら

【1】ソフトフェミニンタイプにおすすめなのが、ランバン オン ブルーの「ソフィー 2WAYトートバッグ」(税込み3万7400円)です。ハンドルの付け根にリボンの足のようなカッティングが施されていて、繊細な雰囲気のデザインが、このタイプの人に似合うエレガントな上質感のあるスタイルへと導いてくれます。ロゴがさりげなく、目立たないのも通勤に使いやすいポイントです。

秋冬向け通勤バッグ ランバン オン ブルー 読売新聞 大手小町 
ランバン オン ブルー「ソフィー 2WAYトートバッグ」

【2】元気で明るい印象の色や柄で、はつらつとした魅力を表現するのに適したポップキュートタイプ。「ロペ エポール バタフライ ミディアム」(税込み1万8920円)は、長さが違う二つの持ち手がついており、「手で持った時に、ショルダーストラップが下がると、バッグがスマイルを浮かべたような見た目になるのがかわいらしいです」とみなみさん。バッグインバッグもついてくるので、中身の整理整頓に便利です。

秋冬向け通勤バッグ ロペ エポール 読売新聞 大手小町
「ロペ エポール バタフライ ミディアム」

【3】自然体を好むシックナチュラルタイプは、リラックス感を求める結果、服装がややルーズになりがちなので、フォーマル感をプラスする意識が大切です。チャールズ&キースの「ジオメトリック トートバッグ」(税込み1万2900円)は洗練された縦長のデザインが、きちんとした印象を与えます。書類を入れるためにバッグを別に持たなければならない……という悩みも解消してくれます。

秋冬向け通勤バッグ チャールズ&キース 読売新聞 大手小町 
チャールズ&キース「ジオメトリック トートバッグ」

【4】最後に紹介するのは、ジュエルナローズの「トレモロ ヴェルナーレザートート ミドルサイズ本革」(税込み1万9800円)です。鋭角な辛口デザインなど、キリリとしたスタイルが得意なクールシャープタイプの人には、正面と背面の両側に大きいポケットのついたメリハリのあるデザインがぴったり。バッグ総合メーカーのエースが手掛けているため、機能性や品質に安心感があります。

秋冬向け通勤バッグ ジュエルナローズ 読売新聞 大手小町 
ジュエルナローズ「トレモロ ヴェルナーレザートート ミドルサイズ本革」

「バッグ一つでも、仕事への意気込みや自分の人となりを表すコミュニケーションツールになります。季節感を取り入れつつ、自分らしさを伝えるという視点でも吟味してみてください」と、みなみさんは話しています。

(読売新聞メディア局 バッティー・アイシャ、写真はブランド提供)

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みなみ佳菜さん 働く女性向けパーソナルスタイリスト 大手小町 読売新聞
みなみ 佳菜(みなみ・かな)
パーソナルスタイリスト

外資系アパレルブランドの小売り部門責任者などを経て、「ファッションレスキュー」社のスタイリストとして活動。2010年に独立。個人客を対象にクローゼットを診断したり買い物に同行したりしてアドバイスを行う。著書に「4つの性格タイプから見つけるいつの間にか人生が変わる服」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

 

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