仕事で成果を上げているのに、同期で私だけ昇進できない

読売新聞夕刊の「OTEKOMACHI」のページと連動し、「モヤモヤ・健康編、働き方編」として、働く女性の仕事や健康に関する悩みに専門家が答えます。

同期が主任や係長に昇進する中、私だけ新入社員の一つ上のポジションから昇進できません。大きい受注をコンペで勝ち取るなど成果を上げているのに、給与には5万~10万円以上の差があります。転職した方がいいでしょうか。

A: まず評価基準確認を

昇進、昇格、評価のしくみは原則として会社の裁量に任されています。まずは、会社が求める人物像や評価基準を社内規定などで確認し、再度分析してみてはいかがでしょうか。

会社側は、評価基準や制度を社員が理解できるよう示す必要があります。十分に周知されていない場合、会社に周知を働きかけてみてください。給与の差についても、妥当なものかどうか、社内の給与規定や等級制度のルールを確認するといいでしょう。

同じ成果を出していても男性ばかり出世をしていたり、妊娠や出産、育児を理由に不利益な扱いを受けていたりする場合、男女雇用機会均等法や育児・介護休業法に抵触するケースが考えられます。会社の相談窓口でも解決しない場合の外部の窓口として、都道府県の労働局に相談できます。

昇進や評価は、仕事のやりがいや自信につながる重要なものです。一方、仕事自体の面白さやお客様からの感謝の言葉といった別の要素も、充実感や満足感につながることがあります。

自分が大切に思うことは何かを見つめ、転職すべきかどうかを検討してみてください。自分自身のキャリアについて相談ができる人や場所を社外に見つけるのも有効です。(社会保険労務士 岡本尚美さん)

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岡本 尚美(おかもと・なおみ)
社会保険労務士

1981年、富山県生まれ。電機メーカーなどの勤務を経て、社会保険労務士事務所で実務経験を積み、2014年4月に開業。キャリアコンサルタントの資格も持ち、育児・介護と仕事の両立支援などを得意とする。

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