平日夜や土日は寝たきり…流産後疲労「仕事辞めたい」

読売新聞夕刊の「OTEKOMACHI」のページと連動し、「モヤモヤ・健康編、働き方編」として、働く女性の仕事や健康に関する悩みに専門家が答えます。

仕事をやめるかどうかで悩んでいます。第2子を流産しました。妊娠前より疲れがたまりやすく、平日夜や土日は寝たきりの状態です。夫の帰宅時間は毎日午後10時で、実家も遠方にあってあまり頼れません。夫は私に仕事を続けてほしそうですが、「しんどいなら辞めてもいい」と言っています。

心と体休めて

退職を考える前に、心と体を休める必要があります。医師の証明があれば、傷病手当金を受け取って休職できます。

傷病手当金は、業務以外の病気やけがで療養が必要な場合、加入している組合健保や共済組合などに申請します。ただし、休職中に給与を一定以上受け取っている場合などは対象外です。勤め先によりますが、受給期間は最長1年半ほどです。

家事や子育ての負担軽減も図りましょう。例えば、自治体などが運営するファミリーサポートの利用を考えてみてはどうでしょうか。地域で子育てを助け合うことを目的に、協力したい人と頼みたい人を結びつけるサービスです。保護者の病気や買い物などの際、子どもを預かってもらうことができます。利用には、決められた手順を踏む必要があるので、お住まいの自治体に問い合わせてみてください。

民間の家事代行サービス会社も増えています。手頃な値段で利用できるメニューもあります。また、平日は難しくても土日の家事を夫に分担してもらう必要もあるでしょう。一度、夫婦で話し合ってみてください。

不安や悩みを誰かに打ち明けることで、気持ちが楽になることがあります。厚生労働省の働く人向けの健康情報サイト「こころの耳」では、フリーダイヤルやメールで相談を受け付けています。(社会保険労務士・栗原深雪さん)

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栗原 深雪(くりはら・みゆき)
社会保険労務士

1970年、神奈川県生まれ。中小企業や個人事業主の社会保険や労働保険の手続きなどを担う社会保険労務士法人レアホアの代表を務める。「がんサバイバー」の立場から、患者が治療と仕事を両立できるようにするための職場環境作りを提案することにも力も入れている。

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