出勤前に着る洋服を選ぶのに一苦労する人も多いかと思いますが、助けとなるのが洋服のレンタルサービスです。最近、このフィールドは充実してきていて、複数のサービスがあります。今回は「SUSTINA(サスティナ)」と「airCloset(エアークローゼット)」を紹介します。各々から得られるメリットは違うと感じているため、ご自身の用途に合ったサービス選びの参考にしていただけるとうれしいです。
被服費を抑えたいならSUSTINA
一般的にファッションレンタルサービスというと、返せば何度でも借りられる「借り放題」のサービスをイメージする方が多いかもしれません。
SUSTINAではクローゼットをレンタルする感覚で、例えば15着を借り続けるのに月額3900円を支払うプランなどがあります。毎月1着、無料で交換できるチケットが発行されるため、あまり着ないと思ったアイテムは返し、新しいアイテムに挑戦することもできます。
15着を確保するのに月額3900円という費用は比較的リーズナブル。しかもメンズやキッズのアイテムもあるため、家族で使えば確かに被服費の節約という観点でも効果があるかもしれません。
時短とスキルを買うairCloset
一方、airClosetの特徴は、自分の体のサイズや上半身・全身の写真を登録すれば、「スタイリストが選んだ洋服を送ってくれる」ところです。
プランはいくつかありますが、私が利用しているのは月額9800円で、返却すれば新しいセットが送られてくる借り放題のプランです。1回3アイテムが届き、返す時にも3アイテムを同時に返却します。気に入ったものがあれば購入することもできます。
被服費に毎月1万円程度をかける人ばかりではないため、節約するというよりは、スタイリストの洋服選びのスキルを購入するという感覚に近いと感じています。私は洋服選びに疎く、流行のアイテムを店頭で試着すると長すぎたりシルエットが合わなかったりすることも多いのですが、今のところ、届いているアイテムはすべてサイズ感が合い、驚いています。出かける前に服を選ぶ時間は、圧倒的に減りました。
SUSTINAもairClosetも借りている間に自宅で洗濯することもできます。また、借りているアイテム優先で着用し、どうしても足りない場合だけ購入するというサイクルにすることもできるため、お買い物の失敗を防げるし、着ない服の収納スペースが増えてしまうといったことを抑える効果もあると感じています。
ファッションレンタルサービスに何を期待するのかをよく検討し、相性の良いサービスを選べると良いですね。
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