クレジットカードにデビットカード、プリペイドカードと、複数のカードを使っている人は多いと思います。お金をより賢く使うには、その組み合わせがポイントだということをご存じですか。
テンションが上がる買い物、どのカードを使う?
クレジットカードで「ついお金を使い過ぎてしまった」経験はありませんか。現金を直接やりとりせず、買い物をして日数が経(た)ってからの引き落としなので、「お金を使っている」感覚が薄いことが一因だと思われます。ワンクリックで買い物ができるネットショッピングだとなおさら、お金を使う実感が薄くなっているのかもしれません。
もちろん「現金で買わないものは、カードでも買わない」という判断ができると良いのですが、難しいこともありますね。
そこでオススメなのが、洋服や旅行といった“考えるとテンションが上がってしまうもの”にはクレジットカードを使わないという方法です。
固定費はクレカ、変動費はデビット
極端な方法として、クレジットカード断ちをして、一時的にすべて現金決済に切り替えるという選択もあります。
しかし、光熱費や通信費など、“感情で消費が増えない”固定費についてはクレジットカードでもよいと思います。どのみち同じ金額を支払わなければならないのですから、クレジットカードで支払ってポイントの還元を受ける方がお得です。
固定費はクレジットカード、洋服や旅行などの毎月のように額が変わる変動費についてはデビットカードなどで予算管理をしながら節制、というのがオススメの組み合わせです。
ちなみに、カードでも現金でも消費判断が変わらない人は、支出をすべてクレジットカードにしても良いと私は思っています。
日々の買い物はプリペイドカードで
私自身も、コンビニでコーヒー1杯買うのにもクレジットカードを使う生活をしてきました。昨年からはプリペイド式の決済カードのLINE Payカードを作ったため、日々のお買い物はLINE Payカード、家計の固定費などは楽天カード(クレジットカード)を使っています。
LINE Payカードのポイント還元率は2%。先にお金をチャージしないと利用できないので、買いすぎを防げます。足りなくなる度に自分でチャージする使い方をすれば、お金の出入りを意識でき、クレジットカードだと使い過ぎてしまうという人にも合っていそうだなと感じます。
ぜひ自分に合う、安全でお得も手に入るカードの組み合わせを見つけてくださいね。