「あなた柿根性かと思ったら梅根性ね」と言われて喜んでいい?

言葉レッスン〈8〉

この秋は、おいしい柿をたくさん食べましたか。ところで「柿根性」という言葉があります。どんな性質のこと?

【1】変わりやすく、融通が利く

【2】しつこくてなかなか変えにくい

【3】視野が狭くて閉鎖的

【4】無責任で物見高い

「柿根性」は柔軟で、変わりやすい性質のこと。渋柿の渋がすぐ抜けて、甘くなるところから来ているようです。反対語が「梅根性」。こちらは、梅の酸味はなかなか失われないところから、頑固で、いったん思いこんだら変えない性質を指す語とされます。

選択肢【3】の意味で用いられるのは「島国根性」。ただし、島国に住んでいるからといって視野が狭いとは限りませんし、差別的なニュアンスもありますね。【4】は「やじ馬根性」。

「根性」とは、あるものに備わる特有の性質のことですが、概して、「~根性」には否定的なイメージがつきまとうようです。

また、「菊根性」という言葉もあり、未練がましいことのたとえとされます。菊は桜と違って、散り際が悪いから、だとか。

正解は【1】変わりやすく、融通が利く

(読売新聞「校閲道場」より)

 「言葉レッスン」は、社会人として知っておきたい正しい言葉の使い方や表現方法を、クイズ形式で手軽に学ぶコーナーです。

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