ポイント還元制度スタート、キャッシュレス決済は利用すべき?

幸せを引き寄せるマネー術

「キャッシュレスで還元」の看板を掲げる店も(1日、盛岡市内で、中根圭一撮影)

いよいよ消費税が8%から10%に上がり、同時にキャッシュレス決済のポイント還元制度がスタートしました。今までキャッシュレス決済に消極的だった人も、これを機に利用した方が良いものでしょうか。

負担になりすぎなければ、やはり取り組むのが有利

消費税率が上がった今月から来年6月までの9か月間、クレジットカードや電子マネーなどを使ったキャッシュレス決済で買い物をした場合、中小店舗で5%分、大手チェーン店のフランチャイズ(FC)店で2%分のポイントが上乗せで与えられます。

キャッシュレス決済の利点は、現金を使わずに済むことによる利便性の向上やポイント還元、データが自動的に記録できることなどが挙げられます。一方で、セキュリティーに関する不安や、うまく使いこなすためには事前に勉強する時間が必要なことなど、金額に換算しづらい心理的コストや、手間というコストも無視できないところです。

ポイント還元以上に、セキュリティーが心配でしょうがないという気持ちの人や、決済手段を選ぶ時間がかかりすぎると不安を感じる人は、取り入れないという選択をとるのも一案でしょう。

ただ、データが自動的に記録できる点は、家計を振り返る際に有効なことが多いですし、現在は企業間のポイント競争も激しいため、確かに金銭的にも有利な側面が強いタイミング。キャッシュレス決済が気になっていた人は、導入するきっかけにしたい時期といえます。

特定の費目だけ試してみては

キャッシュレス決済については、最も得する選択肢を探そうとすると、なかなか最初の一歩が踏み出せません。例えば、「食費」だけに費目を絞り、昔からなじみのある「クレジットカード」や、銀行のキャッシュカードにVISAやJCBなどと記載された「国際ブランドデビットカード」、よく行くお店で利用できる「電子マネー」などからスタートしてみるのは、比較的取り組みやすそうです。

今回のポイント還元制度の対象になるかも気になりますが、まずは、利用しようとしている決済サービス独自のポイント付与のしくみを確認し、どこにポイントがたまり、たまったポイントがどこで使えるかチェックしてみましょう。

今回の制度は、いくつかのクレジットカードでは請求時に5%割引、主要コンビニでは会計時に2%割引、交通系ICではポイント還元を受けるために別途会員登録が必要、といった傾向があります。

主に利用しようとしている決済手段のポイント還元のされかたをしっかりチェックして、まずは一部の費目や一つの決済手段だけ試用するのがおすすめです。

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