保険の更新時、別の保険に掛け替えるのが吉?

幸せを引き寄せるマネー術

 保険の満期が迫ってくるときは、契約の見直しをするグッドチャンスです。このタイミングで、掛け替えの提案を受けることがあります。どのような内容がよく提案されるのか、そして、その提案が自分にとって有利なのかどうかを考えてみましょう。

医療保険やがん保険は日進月歩

 従来の医療保険やがん保険の場合、入院した日数に応じて、給付する保険金を計算するものが主流でした。しかし近年は、入院日数の短期化や、入院がない治療の増加などに伴い、短期入院や通院をカバーするタイプや、診断されたらすぐに一時金を出すタイプなど、お金を受け取れるタイミングが前倒しになっているものが増えています。

 テレビCMなどで「診断されたら一時金」「日帰り入院や通院でもカバーします」といったフレーズをよく聞きますね。それだけに「自分の保険もそのくらいカバーされると思い込んでいたが、実態は違った」といったことは避けたいものです。

 一方で、従来の医療保険の中には、5日以上入院した場合に初めて入院に対する保険金が下りる商品もあります。通常、保障される範囲が狭い(入院1日目から保障される商品より狭い)ということは、支払う保険料も低くなります。入院が5日以上になるなど、費用負担が大きくなりそうな時だけ保障してもらえば十分だと考える人は、あえて従来の保険のままにしておくという選択もあります。

貯蓄要素→保障タイプへの切り替え

 また、終身保険など貯蓄性が高い保険が満期を迎えた時などには、解約すると戻ってくる予定の解約返戻金を元手に、保障を得るための商品を提案されることもあります。例えば、死亡保障300万円などの終身保険に加入していた人が満期を迎え、1000万円の保障など、以前より手厚い保険にもかかわらず、月々の保険料負担は減らせると提案されるケースです。

 こうしたケースでは、受け取るはずだった解約返戻金から保険料を支払いながら契約を続けるイメージとなるため、解約返戻金が減ったりなくなったりすることもあります。

 変更しようとしている内容をしっかり理解して、自分の意向に合う選択をしていきたいものです。なお、必要な保障において商品を変更する場合は、新たな保険商品に加入してから、古い保険を解約しましょう。順番を逆にしてしまうと、保障を受けられない期間が発生してしまうことになるため、注意が必要です。

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