連休中はチャンス! 親にお金の話を聞いてみよう

幸せを引き寄せるマネー術

 大型連休のまっただ中、新社会人の中には、慣れない生活で蓄積された緊張を実家でほぐしているという方もいるかもしれません。新社会人におすすめしたいGW中の取り組みとして「親とお金の話をしてみること」が挙げられます。

一番身近な人生の先輩に聞いてみる

 「親とお金の話」というと、実は年代によって着眼点が推移していきます。今回はあくまで新社会人の視点で考えたいのですが、新社会人にとって、親とお金の会話をする目的は、「一番身近な人生の先輩に、お金の管理について尋ねて参考にする」ということです。

 会社の先輩や同僚とお金の話をすることは難しくても、親と話すことは比較的やりやすいかもしれません。自分が育ってきた環境を維持するのに必要な金額はどのくらいなのか、毎月の収支をどのように管理していたのか、人生の先を歩いている先輩だからこそ、経験から教えてもらえるところがあります。

世代間の常識の違い

 新社会人たちの世代と親世代では、常識が異なるところも多いです。なぜなら、国が経済成長の過程にある時と、経済が安定・横ばいの過程にある時では合理的な選択が変わるからです。例えば、定期預金金利が7%といったような高金利の時や、貯蓄型保険で増やせる時では、元本保証型の商品での利殖も有効です。しかし、市場金利が低い時流だと、お金を増やすには株式や投資信託などリスクを含む金融商品を一部組み込むなどしなければ難しいでしょう。また、共働きが主流の時代と片働きが主流の時代でも、家計管理の考え方は異なります。

 一方で、ライフイベントを先に進んでいる親であれば、結婚、転職、住宅購入、子供の教育といった大きなお金が動くタイミングや、お金を準備することの大切さについては実感をもって話してもらうこともできます。自分がまだ経験していないライフイベントのお金の流れを想像することは難しいですが、親の経験談を聞きながら、自分に当てはめてシミュレーションをすることで、今必要な準備を整理するチャンスになります。

 世代間で格差のある事柄を割り引きながら話を聞くことも大切ですが、毎日の習慣をどのように組み立てることが理想的なのかは、多くのライフイベントを既に経験した人の話から気づかされる部分が多いです。

 親の経験談を聞きつつ、これからを生きる自分たちにとって適切な習慣を考えられるとよいですね。

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