「超マネー上級者」になれる三つの秘けつ

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 大手小町で人気コラム「幸せを引き寄せるマネー術」を連載しているファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんがこのほど、都内でお金のめ方の基本を学べるトークショーを開きました。

 トークショーは、OTEKOMACHIがメディアパートナーとして参加したCS放送「女性チャンネル♪LaLa TV」主催のイベント「Dear WOMAN’s DAY」の一部。風呂内さんは、OTEKOMACHIの小坂佳子編集長、山口千尋記者とともに登壇し、「マネー上級者」になるための三つの秘けつを教えてくれました。

お金の波を見極めて貯蓄する! 

 一つ目の秘けつは「『貯め月』を見極めよ!」。

 「使い過ぎた後に、すごく後悔して(使った分を)取り戻そうと思いがち」と風呂内さん。風呂内さんによると、総務省統計局の家計調査では、新年度を迎える3月や新年の準備が必要な12月は、支出が高い傾向があるというデータがあり、その時期に貯蓄するのはなかなか難しい。一方、2月と6月の消費は抑えられる傾向があるため、この2か月が貯蓄のチャンスだといいます。

 また、人生には、「独身時代」「子供がいない間の共働き時代」「子供が独立して定年退職するまで」という3度の「貯め期」があるそう。「増えやすい時期に貯蓄をして、増えにくい時期には支出を減らすようにして、人生全体でならすという感覚がとても重要です」と、風呂内さんは指摘します。

 貯金残高が減ってモチベーションが下がるのを防ぐために、キャッシュカードを持ち歩かない「貯蓄専用」の口座を作ったり、貯蓄とは別に、旅行など目的に合わせた「使うため貯金」をしたりするのもおすすめといいます。

まめな確認で「貯まる財布」にチェンジ

 二つ目は、「整理する癖をつけて『貯まる』財布にする」。

 風呂内さんによると、「お札の向きがそろっているか」「小銭でパンパンになっていないか」など、お金が貯まる財布かどうかを見る6項目のチェックポイントがあります。この日は、山口記者の財布を診断してみることに。その結果、「期限切れのポイントカードが入っていない」「ボロボロのお札が入っていない」など、6項目中4項目ができていました。

「お金を余計に使わないように」と、手のひらサイズの財布を使っているそう

 大事なのは、財布の中身を整理して残高などを確認することで、お金の使い方に関心を持つということ。風呂内さんは、「毎晩、財布の中身を出して、本当に使っているものだけを把握するのがおすすめですね」とアドバイスしました。

「1週間レシート保存」でラテ・マネーを知る

 最後の三つ目のポイントは「1週間分のレシートを保存して、『ラテ・マネー』をチェックすること」。

 ラテ・マネーとは、いつもなんとなく買っているカフェラテのように、「習慣だから買ってしまっているけれど、実は自分にとって大切でない支出」のことを指します。今回は、山口記者が保管していた1週間分のレシートに、いくらのラテ・マネーがあるかをチェックしました。

 カフェ代や菓子代など、その額3329円。1年間で16万円ほどの支出になることが分かりました。「そんな額になっているなんて思いもしなかった」と驚く山口記者。「理由をつけて買っていたつもりでしたが、今思えば買わなくてもよかったなというものもありますね」と振り返っていました。

 「ただし、その支出が本当にラテ・マネーだったかを考えることが重要なんですね」と風呂内さんは言います。「そのお金で仕事に集中できたり、ストレスが解消できたりしているなら、ラテ・マネーじゃないという見方もあるんです」。

 トークショーの最後に、風呂内さんは「一気に話を聞いて、あれもこれもやろうと思うと嫌になってしまいます。でも、自分がやってもしんどくなさそうなことから始めて、習慣化したときに、新たな習慣を追加する……というふうに続けていくと、3年後には『超マネー上級者』になっていますよ」と、会場の女性たちに呼びかけました。

 トークショーに訪れた女性は「話を聞きながら、ラテ以外にも、ランチのデザート追加など、本当に必要だったかなと思うものがあることに気づきました。見直そうと思います」と話しました。

 イベントの様子は、「LaLa TV」で放送される予定です。詳しくはこちらへ。

(取材・読売新聞メディア局 安藤光里)

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