2月は貯蓄のチャンス! 収支の波を考え、「なだらか」を目指そう

幸せを引き寄せるマネー術

 給料日が近くなるとお財布が心もとなくなるので、節約してなんとか過ごし、給料が出たら奮発して、いつもよりちょっと高いディナーを楽しむ――。多くの方が体験したことのある話だと思いますが、このような家計の収支の上がり下がりは、1か月周期だけでなく、実は年間や人生においても見られます。

3月、12月は支出が多く、2月は控えめ

 総務省統計局が行っている家計調査のデータを見ると、新年度や新年の準備をする3月、12月は支出が高く、一方、ひと月の日数の影響もあるかもしれませんが、2月と6月の消費は抑えられている傾向が見られます。

 年末年始にお金を使いすぎてしまったと気にしている人は、これからの2月で挽回できるチャンスが十分にあります。

 年始に取り上げた「使うための貯蓄」(「『お金の習慣』は新年に作ろう!」) とも少し通じるところがありますが、家計運営においては、増えたり減ったりする収支を「なだらかにする」という視点が非常に重要です。人生全体で考えると、どこか特定のタイミングで預貯金の最高潮を目指すのではなく、「行き詰まる瞬間をなくそう」という発想ですね。

人生には3度の「貯め期」がある

 給料日を中心とした1か月単位の波、3月・12月と2月・6月の比較から見える1年単位の波についてお話ししましたが、実は人生においてもお金の流れには波があります。

 一般的には、「独身時代」「共働き時代」「子供が独立して定年するまで」の三つの時期は、経済的にゆとりがあることが多く、「人生の3め期」とも呼ばれます。逆に、子供が生まれたばかりで保育料がかさんでいる時期や、子供の大学進学を迎える時期などは、お金のやりくりがかなり厳しいと思います。貯め期ではない時期にお金を貯められないことは仕方がないことなので、それで自分を責めすぎないようにしましょう。

 少し長い目で見て、どこかで調整できないかと考えながら、手綱を緩める時期があってもよいということですね。

 人生全体のお金の波を、いきなり考えることは難しく感じるかもしれません。まずは、年末年始でお金を使いすぎた分は、2月で少し「ゆとりの貯蓄」を試みて挽回することを目指してみるとよさそうです。まず、年単位のやりくりに成功すれば励みになります。

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