株式投資の楽しみのひとつ「株主優待制度」とは?

幸せを引き寄せるマネー術

 株式投資の楽しみ方のひとつに「株主優待制度」があります。投資した会社が提供するサービスの割引が受けられたり、商品を送ってもらえたりと、普段からその会社と関わりが深ければ、魅力的なこと、うれしいことが多く得られます。それにはどんなものがあるのでしょうか。

お買い物の3%キャッシュバック、バッグのセールも

 例えば、大手スーパーを運営する「イオン」は、株式の保有数に応じて半年ごとに買い物金額の3~7%のキャッシュバックを行っています。バッグ・ジュエリーの製造・販売を手掛ける「サマンサタバサジャパンリミテッド」は、株主向けのインターネットショッピングサイトで自社製品を特別価格で購入できるセールを実施。また、フレンチレストランなどを運営する「ひらまつ」では、レストランやホテルの宿泊・飲食料金が10%または20%割引になる優待があります。

 確かに、普段からその会社の商品やサービスを愛用している人にとって魅力的な内容が多く、株式投資を検討する一つの理由になりそうです。

 株主優待を受けるためには、「権利付き最終日」と呼ばれる「権利確定日(多くの企業で月末)の3営業日前にあたる日」に株式を保有していることが必要です。そうすれば、権利確定日に株主として株主名簿に記載され、優待などの権利を手に入れることができます。

 権利確定月が11月となっている銘柄の場合、通常、11月27日に株式を保有しておく必要があります。なお、権利付き最終日は優待だけではなく、会社の利益の一部を割り当てる「配当」を受けられるかどうかを決める日にもなっています。

売買の利益と優待や配当の利益、両方をチェック

 その会社の“ファン”である株主にとってはうれしい優待や配当など、継続的に得られる利益を「インカムゲイン」といいます。一方、株式の買値と売値の差額など、一時的な利益である売買益などを「キャピタルゲイン」と呼びます。

 株式投資では、インカムゲインとキャピタルゲインの両方を意識する必要があります。優待や配当で利益を得たり、得をしたりしたとしても、売買で大きな損をしてしまっては、合計としては損になることも起こりえます。

 優待や配当の内容、条件を気にかけつつも、今後も事業が長く継続していき、投資先として人気を保てる会社なのか、という視点も、株式投資をする際には忘れないようにしたいですね。

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