すぐ始める!お金の価値を減らさない「資産運用」

幸せを引き寄せるマネー術

 街に新入社員の姿が目立つ季節です。異動や復職で給料額が変わった人もいるでしょう。社会人として生きることは、人生のかじを自分でコントロールすること。そのために、お金との付き合い方を決めることが大事です。

今日使うお金を一生稼ぎ続けることはできないかもしれない

 お金との付き合い方を一言で表すと、「資産運用」です。資産運用というと、株式や投資信託などの「投資」をイメージする人も多いかもしれませんが、実は貯蓄も含みます。自分で働いて得たお金を適切にめ、時には投資も行って、資産の価値を守ったり増やしたりする行動のことを指します。

 女性の平均寿命は87歳で、その長い人生を考えると、毎日、その日使う分のお金を働いて稼ぎ続けられるとは限りません。体力や健康面から働き方をセーブして、手持ちの資産を使ってしのぐ時もいずれ来るでしょう。

 元気に働ける時に稼いだお金の一部を、将来のために取り置いておくことはとても大切。でも、ただ、そのまま置いておくだけで良いのか、と言う問題があります。お金の価値は、時代によって変わり、今は1万円で購入できたものが、将来は同じ価格では買えないかもしれないからです。

金額は変わらなくても価値を維持できているとは言えない

 私たちになじみ深いお金の管理方法として、普通預金などの預貯金があります。預けたお金に一定の利息がつき、いつでも引き出せ、元本が割れることがない管理方法なので、安心感があります。

 ただし、「元本が割れない」「額面が変わらない」イコール「お金の価値を維持している」とは限りません。

 例えば、現在は1本150円のジュースが10年後に200円に値上がりしたとしたら、1000円で買える本数が6本(+おつり100円)から5本に減ってしまいます。これは、1000円の価値が“ジュース6本+100円分”から“5本分”に下がってしまうことです。

 資産運用の一部として投資を行うのは、自分の持っている資産の価値を減らさないための試みでもあるのです。投資というと、当たりはずれの大きな「賭け」のような印象を持つ人もいますが、自分の資産の価値を維持するための選択肢として検討しても良いのではないでしょうか。

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