確定申告のやり方3種類、どれを選ぶ?

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 確定申告の受付期間は、2018年3月15日まで。締め切りまでに申告書を税務署に提出しなければなりません。これまで確定申告の基本をお伝えしてきましたが、今回は具体的に、確定申告をする方法を三つご紹介します。

確定申告する?しない? 基本のおさらい

 まずは、確定申告が必要な人をおさらいしておきます。給料をもらっている人なら、「2か所以上から給与をもらった」「給与以外の所得が20万円以上ある」「収入が2000万円を超える」などに当てはまれば、確定申告が必要です。

 次に、確定申告をすれば「お得」になる、つまり、払いすぎた税金が戻ってくる人もいます。「年の途中で転職・退職して年末調整を受けていない」「医療費控除、寄付金控除、住宅借入金等特別控除などを受けられる」等の様々な場合があります。ここに該当する人は、確定申告が「必要」ではありませんが、「しないと損をする」ことになります。

確定申告、ネットと手書き、どちらを選ぶ?

 では、実際に確定申告をするにはどうしたらいいでしょう。まず、最寄りの税務署で書類を受け取り、手書きで記入して提出する方法があります。国税庁のHPからダウンロードもできます。でも、さまざまな種類がリストアップされているので、戸惑うかもしれません。

 そんな場合は、税務署の確定申告相談会で教えてもらいましょう。混雑していて時間はかかるかもしれませんが、実際の申告書や、国税庁のHPの「確定申告書等作成コーナー」を使って、記入の仕方を教えてくれます。その場合、マイナンバーカードなど、必要な書類を持参した方がスムーズです。

設定が必要なe-Tax、印刷して郵送する方法も

 パソコンを活用した申告方法も二つあります。一つは、「e-Tax(イータックス)」を使って書類の作成から提出までを行う方法。もう一つは、前述の「確定申告書等作成コーナー」を使って書類を作成し、完成した書類を印刷して郵送で提出する方法です。

 e-Taxは便利ですが、正直、設定までがやや面倒です。ICカードリーダーを入手したり、ドライバをインストールしたりする必要があり、「インターネットを使った確定申告は難しい」とあきらめている人も多いのでは。
それに比べて、パソコンで作成した書類を印刷して郵送する方法は簡単です。普段からパソコンやインターネットを使い慣れている人なら、便利だと感じる人が多い印象です。

将来はスマホで提出できるかも

 e-Taxも2019年1月以降、スマートフォンでも使えるようにする動きがあります。マイナンバーカードを読み取ることができるスマホを使うことで、本人である証明を簡単に行えるようにし、手続きの負担を軽減させる狙いです。

 iPhoneが対象外で対応機種が少なく、様子を見る必要もありますが、もっと手軽に確定申告ができるようになる日も近いかもしれません。

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