特別な日に着映えするコーディネート

脱かわいい 大人の作法

 気がつけば今年もあと1か月余り。年末年始にかけて、おでかけやパーティーが増えて、心弾みます。でも、着ていく服に悩む季節でもあります。さりげなくおしゃれで、特別な日に着映えするコーディネートを清水彰子がご紹介します。(協力=マロニエゲート銀座2)

アフターファイブはメイクや小物使いで華やかに演出

<セットアップで「上品・知的」を演出>

ウエストをきゅっと絞った旬のトップスと、膝下丈のペンシルスカートのセットアップ。高級感のあるウール素材を選ぶと、上品で知的な印象になり、オフィスにもアフターファイブにも対応できます(セットアップ、バッグ、靴、アクセサリー。すべて、ロペ)

 アフターファイブのおでかけでは、メイクや小物を少し華やかにすることをオススメします。例えば、グレーのセットアップには、ボルドーや赤系のバッグと靴を合わせてみましょう。クールな色に暖色を加えると、ほどよいバランスになります。バッグの持ち手にシルクスカーフをあしらうと、おしゃれ感もアップ。

<大人フェミニンで好感度アップ>

 レースのブラウスは人気のアイテムです。でも、甘くなり過ぎないように気をつけて。スカートよりもパンツの方が甘さを抑えてくれます。シックな紺色などを選び、オフィスにしっくりなじむように、全体をワントーンでまとめました。

レースのブラウスは繊細な華やかさが魅力。紺のワイドパンツを合わせて、シルエットは「I」ラインでスッキリと(セットアップ、バッグ、靴、アクセサリー。すべて、ロペ)
大きめのバッグの中にクラッチバッグを忍ばせて。アフターファイブにチェンジしてもいいでしょう(白のクラッチバッグ、ロペ)

 髪の毛は後ろでまとめてスッキリ。「きちんと感」のある黒のスクエアバッグと黒のパンプスで、全体の印象を引き締めます。服と髪形とアクセサリーのベストなバランスを追求しましょう。目指すのは「大人フェミニン」です。

色を着るコーデで特別な日を楽しむ!

 デートやパーティーのある「特別な日」には、思い切って艶やかなファッションに挑戦してみましょう。控えめすぎて目立たなかったり、気合が入りすぎて浮いてしまったり……。そんな失敗をしないためには、流行をあれもこれも取り入れるのではなく、主役を一つに絞り、そこに足し算や引き算をして調整するのがコツです。

<クラシカルレッドで大人の女性に>

ドレープたっぷりのブラウスは、そでにリボンがあしらわれ、とてもエレガント。クラシカルレッドのペンシルスカートを合わせると、すっきりした美しいラインになり、あなたの存在感をしっかりと印象づけてくれます(ブラウス、スカート、バッグ、アクセサリー、靴。すべて、ロペ)

 クラシカルレッドが映える、エレガントで華やかなファッションには、まとめ髪が似合います。バッグは控えめにカチッとしたベージュのクラッチ。大胆だけれども上品な装いの完成です。

<はっと目を引く、ビビッドな色で印象付ける>

鮮やかなフューシャピンクのワンピースは着るだけで“特別な気分”になれます。ウエストマークしたふんわりシルエットは上品に見えます(ドレス、バッグ、靴、アクセサリー。すべて、ロペ)

 華やかなパーティードレスのポイントは小物使い。ドレスが主役なので、バッグや靴などは控えめに。そのうえで、トーンはちゃんと合わせることが大事です。黒のスクエアなクラッチバッグに、同色のパンプスを合わせました。

フューシャピンクにフェミニンな甘めのアクセサリーはNG。ビビッドな色味に負けないよう、適度なスパイスを感じられるものを(ネックレス、ロペ)

 座席スタイルの会食と違い、パーティーシーンでは全身を見られます。遠目に見ても美しく、エレガントな装いを選びましょう。ファッションは「引き算」と「足し算」といいましたが、基本は「盛りすぎない」ことです。そして、何よりも大事なのは、あなたにとって着心地のよいものを選ぶことです。きつ過ぎて息ができない服や高すぎるヒールの靴は、身体を緊張させ、肝心な立ち居振る舞いを台無しにしてしまいます。

 これからの華やぐ季節、思いっきり楽しんでください。

 構成=セイバイアキコ、メイク指導=長田博文、撮影=高梨義之、モデル=風穴麻衣子(マロニエゲート)、衣装=ロペ

ロペ
洗練されたエレガントなONスタイル中心の「ロペ」、フレンチモードのOFFスタイルが特徴の「ロペ マドモアゼル」の2ラインがそろう複合店。
<お問い合わせ:マロニエゲート銀座2 3F 03-3535-5034>
※記事中の商品は販売中のもので、すでに店舗にはない場合があります。ご了承ください。

清水彰子
清水彰子(しみず・あきこ)
マナー&キャリアコンサルタント

 トランスアジアオフィス TAO 代表取締役。放送業界で番組制作に携わった後、結婚。十数年を海外で過ごし、帰国後に社交マナーやコミュニケーションを中心に、企業研修のコンサルタントとして活躍。ジョン・ロバート・パワーズスクール東京校校長を経て、セイバイアキコを立ち上げる。ミス日本、ミスユニバースJAPANの教育・指導および審査員を担当。著書に「いちばん綺麗なあなたを見つける」(リヨン社)、「気品のコツ 品格ある女性のマナーブック」(海竜社)など。

SEI BY AKIKO