ボーナス定期預金のキャンペーンってオトクにためられる?

幸せを引き寄せるマネー術

 ボーナスシーズンが近づいてくると、金融機関がさまざまな定期預金のキャンペーンを始めます。こうした金融商品を利用する際、何に気を付けて選べば良いのでしょうか。

高利率が実際に適用される期間は?

 キャンペーンで気を付けたいのは、実際に利率が適用される期間です。「年利0.2%」というと、100万円を1年間預けた場合、2000円を受け取れる計算になりますが、実際には2000円が受け取れないこともあります。

 例えば、適用期間は3か月という注意書きがある場合、年利0.2%で預けられる期間は3か月だけなので、受け取ることができる利息は500円(2000円÷12か月×3か月)です。12か月は預けられないので、実際にその利率が付くのは3か月分だけということですね。

 また、利息にも20.315%の税金がかかるため、計算した金額すべてが入金はされません。先ほどの例だと受取額は400円弱となります。

手間と得られるメリットを比較して

 最近では、預金金利が高いキャンペーン定期だけでなく、外貨預金や投資信託とセットで高利率をうたう定期預金も増えてきています。資産運用をするつもりで狙って取り組む場合は問題ありませんが、元本保証のイメージがある定期預金に預けたつもりが運用に回っていた、ということが起こらないよう気を付けたいですね。

 また、キャンペーン金利は預入の上限額が100万円までなど、制限がある場合もあります。昨年金利が良かった金融機関が必ずしも今年は良いとは限らない場合も多いです。

 ボーナスの都度、預け先を探して奔走するのは大変なので、おおむね高い金利をつけていて、普段の貯蓄用口座としてずっとお付き合いできそうな金融機関を選ぶのがベターでしょう。

 最近だと、定期預金ではありませんが、条件を満たせば普通預金にもかかわらず0.1%と比較的高い利率を提供しているイオン銀行や楽天銀行などがあります。他には、上限100万円ではありますが、1年定期0.30%の愛媛銀行 四国八十八カ所支店、0.25%のトマト銀行ももたろう支店も高金利をつけている期間が長く、預け入れたままほったらかしにしておける100万円がある人は利用しやすいかもしれません。まとまった金額を預けたい人はオリックス銀行のeダイレクト預金なども選択肢です。

 ただし、今は低金利なので、長い期間預けて少しだけ利率が有利な商品を選ぶのが良いかは慎重に考えてください。預けている間に利率が良い他の商品が出てくる可能性もあります。

 実質的な利益を正しく理解し、おおむね有利な銀行口座と長く付き合っていくと、ラクも得も手に入りそうです。