「囲み目メイク」と赤リップで華やかに変身 もっとステキになるメイク編(4)

脱かわいい 大人の作法

 仕事を終えたアフターファイブは、思いっきりエンジョイしたいものです。ナチュラルなオフィスメイクから、デートやパーティーなど華やぐ場所で映えるメイクへと変身しましょう。スマートにモードチェンジするテクニックを教えます!

<アフターファイブのおでかけ>

(1)深みのあるアイシャドーを重ねる

 基本のアイメイクの上に、ワントーン深みのあるアイシャドーを重ねて、より深い陰影を出します。今回選んだ色は、この秋トレンドのレンガ色のアイシャドー。夜のライティングは暗めなので、少しくらい濃いめでも大丈夫。しっかりと色を重ねましょう。

レンガ色のアイシャドウ濃いめに重ねる。アイライナーやシャドーで囲み目メイク

(2)「囲み目メイク」で印象的な目元に

 アイライナーやシャドーで目の周りを1周する「囲み目メイク」にチャレンジ。目の下に中間色のアイシャドーを足して、ぼかしながらナチュラルに仕上げるのがトレンド。目を大きく見せ、中間色のレフ板効果で、瞳の輝きが引き立ちます。

(3)赤リップでエレガントさと華やかさを

 ワントーン赤みの強い色を、ブラシではなくダイレクトにクレヨンのように塗りましょう。あえてふんわり緩く見せるのがポイント。目元の色合いとの統一感もあり、エレガントに見えます。

ナチュラルなオフィスメイクから(左)、エレガントなアフターファイブのメイクに

<パーティーシーン>

 アフターファイブのメイクから、さらに華やかに大人の魅力を演出します。パーティーシーンでは大胆なくらいのメイクが際立ちます。でも、エレガントさも忘れずに。

(1)アイラインで目を強調

 目力を意識しましょう。リキッドタイプのアイライナーで、まつ毛の生え際にラインを描きます。黒目から目尻まで、目頭から黒目上まで、まつ毛の際にスタンプを押すように少しずつずらしながら、目尻の2ミリ先まで描きます。目尻をすこし引っ張ると描きやすくなります。

まつ毛の生え際にラインを描き、まつ毛の内側を埋めて目を大きく見せる

 余裕があれば、まつ毛の内側も埋めると、目が大きく見えます。アイグロスを使って、パール感のあるキラキラれた感じの目もとに仕上げましょう。アイグロスは、パウダーシャドーよりも落ちにくく、濡れツヤ感とグラデーションがキレイにできます。

(2)眉とアイシャドーは「赤」で深みをプラス

 深い赤で大人の女性を演出しましょう。目元はれんが色のアイシャドーでグラデーションを入れます。眉毛にもレンガ色のシャドウをのせて赤みをプラス。チークは濃い赤の練りチークを使います。

目元はれんが色のグラデーション、チークは濃い赤の練りチークで。仕上げにパールシャドウのハイライトを入れる

 失敗しない練りチークの塗り方は、指の腹でポンポンと少しずつつけながら伸ばすことです。ニコッと笑い、頬の一番高い位置の2センチくらい下から、もみ上げに向かって2か所において、楕円だえん形にぼかします。この時、黒目より内側に入らない方がきれいです。周りの色味となじむように徐々に外側にぼかしていきます。赤身の強い色は、目尻から外側に、自然な血色感を意識しながら塗ります。

 ドキッとする色ですが、パーティーの華やかな雰囲気にはピッタリです。最後に黒目の下にチークをぼかす感じで、パールシャドウのハイライトを入れます。

(3)リップにくすみ色をプラス

 ベースはトレンドのレンガ色リップを、ブラシを使わずにダイレクトにたたきます。更にグレーが入った、くすみグロスでニュアンスを変えましょう。グロスは唇の中心に、付属のアプリケーターを使うか、またはじかに塗ります。肌色に透明感を与えキレイが際立ちます。

グロスは唇の中心に、付属のアプリケーターで直塗り

 オフィスから、アフターファイブやパーティーシーンのメイク方法を、4回にわたってお伝えしました。「メイクしても自分に合っている気がしない」「私ってメイク映えしない」「上手にメイクできない」などなど、いろいろな悩みや迷いがあるでしょう。メイクしたとき、どんな自分になりたいか。まずは考えてみましょう。きりっとしたイメージにしたければ、眉毛でアクセントをつけて。やさしい女性らしさを強調したければ、目元にふんわりした色を使うなど、いろいろ工夫してみましょう。

上品で華やかな印象のパーティーメイク

 うまくいかないときは、思い切って基本に戻ってみましょう。基本メイクにワンポイント足していくことで、自分に合ったメイクを少しずつ見つけていけばいいのです。

 メイクを味方につければ、どんなシチュエーションにも堂々と対応できます。メイクは見た目だけでなく、あなたの心にも行動にも作用する、魔法のようなもの。自分を一番ステキに見せてくれるメイクを研究して、「キレイ」の可能性を思いっ切り広げましょう!

 構成=セイバイアキコ、メイク指導=長田博文、撮影=高梨義之、モデル=風穴麻衣子(マロニエゲート)

朝メイクは手早く ベースは90秒でOK!
しっかり眉と知的な目元
チーク&リップは90秒で仕上げる!

※次回から、ファッション編をご紹介します。

【使用した化粧品】

左から、キャンメイク クイックイージーアイライナー01(CANMAKE/540円)、スウィーツスウィーツ スパークリングアイグロス02(シャンティ/972円)、エトヴォス ミネラルリッププランパーI シアーブラック(エトヴォス/3024円)、すべて税込み
長田博文
長田博文(ながた・ひろふみ)
ヘア&メイクアップアーティスト

 トレンドにとらわれず内面から引き出される美を追求し、それぞれの個性を生かすメイクに定評があり幅広い層に支持されている。現在では第一線で国内外の女優・アーティストのヘアメイクに従事。 和装ヘアメイク、着付にも定評あり。

清水彰子
清水彰子(しみず・あきこ)
マナー&キャリアコンサルタント

 トランスアジアオフィス TAO 代表取締役。放送業界で番組制作に携わった後、結婚。十数年を海外で過ごし、帰国後に社交マナーやコミュニケーションを中心に、企業研修のコンサルタントとして活躍。ジョン・ロバート・パワーズスクール東京校校長を経て、セイバイアキコを立ち上げる。ミス日本、ミスユニバースJAPANの教育・指導および審査員を担当。著書に「いちばん綺麗なあなたを見つける」(リヨン社)、「気品のコツ 品格ある女性のマナーブック」(海竜社)など。

SEI BY AKIKO