チーク&リップは90秒で仕上げる! もっとステキになるメイク編(3)

脱かわいい 大人の作法

ミニマムメイクで、あなたの魅力がアップする

 チークやリップをつけないと顔色がくすんで、疲れた印象に見えます。オフィスメイクの決め手は、肌のツヤ感と血色のよさ。チーク&リップで自然な美しさを演出しましょう。

〈使用するアイテム〉
 チークとリップの両方使える2WAYアイテムで時短しましょう。クリーム(練り)系を重ね塗りすることで、自然な血色感をつくります。少ないアイテムでキレイにメイクできます。ポーチもすっきり、持ち歩きにも便利。

【チーク】
 メイク時間を短縮するため、チークを省く人がいますが、チークは肌色を引き立てたり、立体感を与える大切なアイテムです。ナチュラルな血色は肌を明るく輝かせ、小顔効果もあります。

(1)色はオレンジ系またはピンク系を選びましょう。その日の服装や気分に応じて使い分けてください。女性らしさを演出したい場合はピンク系。活動的な雰囲気の場合はオレンジ系を選びます。ピンク系は肌に透明感を与え、オレンジ系は血色を良く見せます。
(2) ほほ骨の高いところ2、3か所に、指先に取ったクリームを点状にのせます。均一になじませるには、まず目尻の下と小鼻のラインが交差する場所にのせ、次に外側に向かって2か所置くといいでしょう。

ほほ骨の高いところ2、3か所に点状にのせる

(3) 指でトントンと肌をたたくようにして、チークを楕円形にぼかします。ファンデーションになじませることを意識してください。自然な血色感が大切です。

指でトントンと肌をたたくようにして、チークを楕円形にぼかす

(4) 顔の形によって、チークのぼかし方も異なります。面長はあえて縦のラインを強調すると、上品な感じになります。丸顔はチークを丸く入れると子どもっぽくなります。シャープな大人顔にするには、縦長にチークを入れましょう。ベース形の顔は丸みを帯びやわらかく見せるために、小鼻ラインまでチークを入れましょう。

【リップ】
 唇は血色とツヤが決め手です。かさついていたり、くすんでいたりすると若々しさが失われます。必ず色みを足してあげましょう。きれいな色を塗ると気持ちもアップして、生き生きした表情になります。忙しくて疲れているときこそ、リップは明るめに。

(1)リップペンシルや筆などはあえて使わず、ナチュラルな血色感を出すのがトレンドです。チークと同じクリームを指に取り、ポンポンと唇の中央から端へのせていきます。
(2)上下の唇を合わせてなじませたら、唇の端にも塗って仕上げます。端は塗り残してしまいやすいので、丁寧に塗りましょう。

筆を使わず、指でポンポンと唇の中央から端へのせていく

(3)さらにもう一色を重ねづけすると、立体感のあるニュアンスが生まれます。リップの中心部に濃いめの色をポンポンと乗せましょう。
(4)指で塗るのに慣れなくて、付け過ぎたり、はみ出してしまったりしたら、ティッシュなどで軽くオフしましょう。

 クリーム系のチークは、乾燥しやすい頬にツヤと潤いを与えてくれます。「アイブロー&アイメイク」(前回を参照)同様、「チーク&リップ」も同じ同系色でまとめることで、オフィスで求められる上品さと清潔感が得られます。

化粧前(左)と化粧後

 チークで肌に立体感と血色をプラスし、リップを塗って、より生き生きした顔に仕上げました。化粧前の顔と化粧後の顔を比べてみると、上品な若々しさが強調され、大人の女性の魅力もワンランクアップ! 働く女性の朝は忙しくて、お化粧も手を抜きがち。でも、コツさえつかめば、約8分でフルメイクできます。時短のテクニックを覚えて、朝から生き生きステキな一日をスタートしてください。

ナチュラルで若々しい雰囲気のメイクが完成!

※次回は、オフィスメイクをアフターファイブやパーティーメイクにリカバーします。

 構成=セイバイアキコ、メイク指導=長田博文、撮影=高梨義之、モデル=風穴麻衣子(マロニエゲート)

【第1回】朝メイクは手早く ベースは90秒でOK!
【第2回】しっかり眉と知的な目元

【使用した化粧品】

ミネラルクリアリップ&チーク 左・ ピンクドロップ、右・プラムレッド(エトヴォス/各3780円)
KOBAKO アイラッシュカーラー センターカール(貝印/1512円)
使用商品・左から、スウィーツスウィーツ マシュマロカバークッション(シャンティ/1944円)、ミネラルクラッシィシャドー ロゼブラウン(エトヴォス/4320円)、ミネラルクリアリップ&チーク ピンクドロップ(エトヴォス/3780円)、FTC スーパートワコ マスカラ(FTC/3996円)、ミネラルペンシルアイブロウ ブラウン(エトヴォス/2916円)、すべて税込み

長田博文
長田博文(ながた・ひろふみ)
ヘア&メイクアップアーティスト

 トレンドにとらわれず内面から引き出される美を追求し、それぞれの個性を生かすメイクに定評があり幅広い層に支持されている。現在では第一線で国内外の女優・アーティストのヘアメイクに従事。 和装ヘアメイク、着付にも定評あり。

清水彰子
清水彰子(しみず・あきこ)
マナー&キャリアコンサルタント

 トランスアジアオフィス TAO 代表取締役。放送業界で番組制作に携わった後、結婚。十数年を海外で過ごし、帰国後に社交マナーやコミュニケーションを中心に、企業研修のコンサルタントとして活躍。ジョン・ロバート・パワーズスクール東京校校長を経て、セイバイアキコを立ち上げる。ミス日本、ミスユニバースJAPANの教育・指導および審査員を担当。著書に「いちばん綺麗なあなたを見つける」(リヨン社)、「気品のコツ 品格ある女性のマナーブック」(海竜社)など。

SEI BY AKIKO