旅の穴場、健保や自治体の保養所を使ってお得にレジャー

幸せを引き寄せるマネー術

 みなさんの月々の給料から天引きされる健康保険料や住民税で、レジャーがお得になる可能性があることをご存じですか。もともとは社会保険や自治体の財政のために払っているものですが、夏の旅行で制度を活用すれば、「きちんと納めていてよかった」という気持ちになれるかもしれません。

健保組合で独自ツアーや宿泊費補助

 会社や業界単位で設立している健康保険組合では、一般的な医療費の他に、組合員だけが利用できる旅行のツアーや、旅行に出かけた際1泊5000円などの補助、保養所を用意しているところがあります。

 自分の会社の健保が当てはまらなくても、組合員と一緒ならば、利用できるケースもあります。自分の会社の健保にどんな制度があるのかは意外と知らないもの。ご自身が加入している健保のサービスメニューを確認してみましょう。

 利用の際には、かなり前から予約をする必要があったり、抽選になったりすることもあります。申し込み方法も様々で、私は申込書をファックスで送るように言われ、コンビニエンスストアに駆け込んだことがあります。 

自治体もねらい目、割引との併用も

 自分の会社の健保にはそうした制度がない、という方もあきらめないでください。住んでいる自治体が、そこの住民であれば利用できる保養所や提携宿泊施設を保有していることもあります。

 一般的に保養所や提携宿泊施設は割安に利用できますし、自治体によっては、1泊3000円の補助金や割引といった形で宿泊費の負担を軽くしてくれる制度を設けています。

 国民健康保険に加入している人向けに特典を用意している自治体もあります。自治体内の人気施設を割引価格で利用できたり、先ほど紹介した住民向けの割引サービスと併用できたりするケースもあります。例えば、東京都武蔵野市では特定の施設については住民向け割引と国民健康保険加入者向けの割引が併用できて、最大1人1泊6000円の割引が受けられます。

 自分やパートナー、友人が加入している健康保険組合のサービスや、お住まいの自治体の制度をチェックして、レジャーをお得に楽しめるとうれしいですね。

風呂内亜矢
風呂内亜矢(ふろうち・あや)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)CFP®認定者、宅 地建物取引士、住宅ローンアドバイザー

 26歳(独身)のとき、貯金80万円で自宅用マンションを衝動買いしたものの、物件価格以外にも費用がかかることを知り、 あわてて貯金とお金の勉強を始める。現在は自宅を含め夫婦で4つの物件を保有し、賃料収入を得ている。 マンション購入をきっかけに転職したマンション販売会社では年間売上1位の実績を上げ、 2013年からはファイナンシャルプランナーとして独立。テレビ、ラジオ、雑誌、新聞などで「お金に関する情報」を精力的に発信している。 著書に『その節約はキケンです』(祥伝社)、『デキる女は「抜け目」ない』(あさ出版)などがある。ツイッター:@furouchiaya、LINE@:@furouchi  

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