コロナ禍で生まれた「不」 に立ち向かう ファンケルの挑戦

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未来貢献プロジェクトのオンラインシンポジウム「 コロナと、未病と。働く女性の Well being を考える 」(読売新聞社主催)がこのほど開催されました。株式会社ファンケルからは健康食品マーケティング部健康食品事業戦略グループ課長の玉城賀子(のりこ)さんが登壇し、コロナ禍で従業員が健康を維持するための施策や働き方の変化など、同社の取り組みについて報告しました。

玉城さんの基調講演のテーマは、「コロナ禍で生まれた『 不 』 に立ち向かう ~健康でありたいと願う人々のために~」。他の参加者とともにパネルディスカッションにも参加しました。

社内に約70人の「健康マスター」が誕生

ファンケルは2020年に創業40周年迎えました。無添加の化粧品をはじめ、サプリメントや青汁、発芽米といった健康食品、肌着や雑貨にかかわる事業などを展開しています。商品は、通信販売をはじめ、全国の百貨店やショッピングセンターなどの「ファンケルショップ」で販売。経営では「その時代の『不』を見つけ、解消していく」事業に注力しています。「正義感を持って、世の中の『不』を解消しよう」という創業理念のもと、無添加化粧品をはじめサプリメント、発芽米、青汁などの事業を拡大してきました。

サプリメントのパイオニアとして、ファンケルは世界中の人々の健康寿命の延伸と医療費の削減を目指しており、未病改善も経営の重要テーマとしています。未病とは、健康と病気はグラデーションのように連続してつながっているという考え方です。2014年の神奈川県の「未病産業研究会」にも、弊社は発足当初から参加しています。

ファンケルは、グループの健康経営の理念やあり方をまとめた「健康経営宣言」も制定しています。まず、従業員が正しい知識に基づいて、自分の健康状態を常にチェックするなど、社内の健康リテラシーにも力を入れています。さらに、健康リテラシーを高めるために「日本健康マスター検定」に従業員が挑戦し、約70人がエキスパートを取得しました。2017年に始まった、運動や食事など健康に関する正しい知識を認定する制度で、エキスパートとして職場や地域での健康づくりのリーダーになることを目指しているところです。

全従業員にビタミンDを補給するサプリメントを配布

現在、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、健康維持にかかわる環境も大きく変化しており、健康リテラシーについて常に新たな知識を身に付けていく必要があると感じています。通信販売をサポートするコールセンターでは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、従業員同士のソーシャルディスタンスを保つために、デスクを離したり出勤を分散化させたりするなどして対応しました。

健康維持に向けて、ビタミンDを補給するサプリメントを、全従業員に一人当たり6か月分を無料で配布しました。ビタミンDは日光を浴びると体内で精製されます。コロナ禍で外出機会が減ると、ビタミンDが欠乏し、免疫機能などが低下する可能性があるためです。このほか、従業員の心のケアとして、社内の保健士に1年を通して相談ができる体制を整え、オンラインで健康に関する研修も実施しました。

また、従業員の健康管理にかかわる意識を調べたところ、テレワーク期間中、「新型コロナウイルスの感染拡大前よりも、健康管理に対する意識が高まった」と回答した人が全体の約8割を超えました。ファンケルでは数年前から、朝礼時に各部署で「ファンケルストレッチ」という簡単なストレッチを行っています。コロナ禍では、「自宅や小さなスペースで行うことができる運動を増やした」という人も多く見られました。

生活の変化に合ったサプリ導入も

玉城さんの解説後、指先を肩につけて大きくぐるっと回す「ファンケルストレッチ」を試す登壇者のみなさん

新型コロナウイルスの感染拡大、それに伴う外出自粛といった社会生活の大きな変化によって、人々の意識も変わってきています。実際、栄養素の不足や生活習慣病対策に向けた商品が注目を集めました。手軽に栄養が摂れる「青汁」や「発芽米」の販売が好調です。ストレスを緩和するサプリや、睡眠の質を高めるサプリ、テレワークでパソコンを使う機会が増えたことなどから、目の疲労を緩和するサプリなどが人気です。

お客様のニーズの変化で売れ筋商品が変わります。昨年末には、免疫機能を維持する機能性表示食品「免疫サポート」を発売しました。今後も健康にかかわる環境や意識の変化に対応し、お客様に喜んでいただける商品やサービスを提供していきます。