募金箱からつながる「チャリティ」の輪

ドナルド・マクドナルド・ハウス

 マクドナルドの各店舗のレジ横に置かれている募金箱をご存知ですか。募金は、「ドナルド・マクドナルド・ハウス(DMH)」を支援するために使われています。病気で入院した子どもたちに付き添う家族のための滞在施設で、マクドナルドは、「ドナルド・マクドナルド・ハウス」をサポートしています。

 「ドナルド・マクドナルド・ハウス」は、子どもが自宅から離れた病院で治療を受けたり入院したりする家族のために「わが家のようにくつろげる『第二の家』」として生まれました。日本では「公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン」が運営し、現在、全国に12か所あり、国立成育医療研究センター(東京都)や宮城県立こども病院など高度な小児医療機関に近接して建てられています。リビングやキッチンなどの共有スペース、洗濯ができるランドリールームをはじめ、プレイルーム、多目的室などを備えたハウスもあります。

「ハウス」のスタッフさんに抱きしめられて元気に

 子どもが病気になった時、「子どもに最善の治療を受けさせたい」と考えるでしょう。最善の治療を受けることのできる病院が自宅から遠い場所にある場合、家族の負担は心身ともに重くなります。経済的な負担にも配慮し、1人1日1000円(患者さんは無料)で利用できるようにしています。マクドナルド店頭での募金をはじめ企業や個人からの寄付で運営し、掃除やベッドメイクなどを行う登録ボランティアが支えています。
 「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を利用している家族は「ハウスのスタッフの方から、ぎゅっと抱きしめられて元気になりました」「病院の敷地内にあるので病院に夜遅くまで残ることができます。この子が笑って楽しそうにしてくれる限り私も頑張ろうと思います」と語ります。

子どもたちが大好きな「ハッピーセット」を通じて寄付

 「今回のおもちゃは何かな」―。ハンバーガーにミニカーやキャラクターグッズなどのおもちゃなどが付いてくる、子どもたちに大人気のマクドナルドの「ハッピーセット」。このハッピーセットの購入を通じて、病気の子どもたちとその家族を支援するチャリティキャンペーン「マックハッピーデー」が全国のマクドナルドのお店で行われました。
 街がハロウィンムードで盛り上がる10月の最終日曜日の28日、国内のマクドナルドの全店舗で展開された「マックハッピーデー」。サッカー元日本代表の北澤豪さんや日本マクドナルドのサラ・カサノバCEOも店舗で募金を呼びかけました。北澤さんは「年に一度の特別な日。これがスタートになって(チャリティの)大きな輪が広がってほしい」と語ります。北澤さんは、「ドナルド・マクドナルド・ハウス」のアンバサダーを務めています。

 「マックハッピーデー」は、当日にハッピーセットを購入すると、1つにつき50円をマクドナルドが売上から「ドナルド・マクドナルド・ハウス」に寄付する仕組みです。昨年初めて実施し、2回目の今年の募金総額は4481万3100円に達しました。今回、この活動に賛同した著名人が出品する「マックハッピーデー チャリティオークション」を行い、35人の著名人が自身のサイン入りのグッズなどを出品しました。

「マックハッピーデー」からチャリティを考える

 「ドナルド・マクドナルド・ハウス」は1974年、自身の子どもが入院し、病院近くに家族が少しでも安心して滞在できる施設が必要とのフットボール選手の呼びかけに近隣のマクドナルドの店舗のオーナーらが賛同し、アメリカのフィラデルフィアで開設されたのが始まりです。2018年11月末の時点で、世界43の国と地域に365か所あり、「病気と闘う子どもとその家族が一緒にいられるように」との思いから世界各地のマクドナルドの店舗でチャリティが行われています。日本の「マックハッピーデー」には、「世界の子どもたちの幸せを願うとともに、だれもが気軽にチャリティに参加し、チャリティについて考えてもらうきっかけになれば」との思いが込められています。

 今回の「マックハッピーデー」の募金について、腎臓の病気の娘さん(4歳)の定期受診の際に「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を利用している野口さんは、「本当にたくさんの方の善意とサポートを実感しました。私の役割は子どもをケアして寄り添うことなので頑張ろうと思います。多くの方々のサポートに心から感謝しています」と話しています。

ドナルド・マクドナルド・ハウス
 ドナルド・マクドナルド・ハウスは、入院または通院されているお子さん(20歳未満)と付き添い家族が利用できます。ハウスの利用料は、1人1日1000円(別途リネン使用料)患者さんは無料。 詳しくはこちらへ。