温まりたいけど時間がない…悩める温活女子におすすめ「しょうがみりん」!

 寒さが厳しいこの時期は、体を中から温めて体調を整えたいもの。しょうがと本みりんで作る「しょうがみりん」を使うと、体を温める「温活」メニューを自宅で手軽に楽しむことができます。忙しい朝に大活躍し、作り置き料理にも便利な「しょうがみりん」で、体も心も温まりませんか。

 体の冷えは気になるけれど、「温活」の時間はなかなかとれない。そんな悩みを解決する「しょうがみりん」を使ったレシピを、料理家で医師の栁川やながわかおりさんに教えてもらいました。

朝の3分で温活 「しょうがみりんジャム」

 体を温める食材として知られるしょうが。「しょうがの辛味成分に体を温める効果があります」と栁川さん。冷えは女性に多い悩みで、体の熱は主に筋肉で作られるので、年齢が上がると筋肉量も減り、より冷えやすい体になりがちだそう。栁川さんも「しょうがなどの体を温める食材を意識して食べるようになってから、冷えはだいぶ改善しました」と、自身の「温活」を語ります。生のしょうがは、意外と日持ちがしないため、本みりんと合わせて加熱することで、しょうがの辛味が和らいで食べやすくもなります。

 すりおろしたしょうがと本みりんを煮詰めて作る「しょうがみりんジャム」。トーストにたっぷり塗ったり、ヨーグルトにフルーツソースのようにかけたり。砂糖のかわりに紅茶やコーヒーに入れて味わうのもいい。栁川さんのおすすめは、柚子を加えた「柚子しょうがみりんジャム」。柚子の甘酸っぱい香りが広がり、さわやかな目覚めにぴったり。

忙しい朝でも3分あれば、しょうがみりんジャムで無理なく「温活」を楽しめます。

 「特に1日の始まりの朝は、寝ている間に下がっていた体温を上げることで、頭も体も目覚めます」。早起きの栁川さんは、毎朝、起きてすぐに温かい飲み物を飲んでから「朝時間」を過ごすそうです。忙しい朝でも3分あれば、しょうがみりんジャムで無理なく「温活」を楽しめます。

◆柚子しょうがみりんジャム
【材料】
本みりん 200ml
しょうが 100g
柚子 1個
【作り方】
1.しょうがは皮をむいてすりおろす。柚子は皮の黄色い部分を包丁で削いでみじん切りにし、果汁は搾る。
2.小鍋にしょうが、みじん切りにした柚子の皮、果汁、本みりんを入れて火にかける。強めの弱火で10分程度煮詰める。(出てきたアクは適宜取り除く)

柚子しょうがみりんジャムの材料は、本みりんとしょうがと柚子

「しょうがみりん」作り置きアレンジ 時短料理に大変身!

 しょうがと本みりんで作る万能調味料「しょうがみりん」は、仕事や家事に忙しい女性の強い味方。「しょうがみりん」を使うと、作り置きができて、お弁当のおかずにもなる時短メニューができます。

 栁川さんが提案するのは、鶏胸肉を使った「鶏胸肉のしょうがみりん照り焼き」。鶏胸肉をしょうがみりんに漬け込んで保存しておけば、仕事で帰りが遅くなった時も、フライパンで焼くだけで完成。香ばしさと艶やかな色合いで、夕食はもちろん、お弁当のおかずの主役になります。

◆しょうがみりん
【材料】(作りやすい分量)
本みりん 200ml
しょうが 100g
【作り方】
1.しょうがは皮をむいてすりおろす。
2.小鍋にしょうが、本みりんを入れて火にかける。強めの弱火で5分ほど煮詰める。(出てきたアクは適宜取り除く)

鶏胸肉のしょうがみりん照り焼きはお弁当のおかずにぴったり

◆鶏胸肉のしょうがみりん照り焼き
【材料】
鶏胸肉 1枚
しょうがみりん 大さじ2
醤油 大さじ2
【作り方】
1.鶏胸肉は厚い部分を開き、4等分に切る。
2.保存容器に1を入れ、しょうがみりんと醤油を加えてなじませる。冷蔵庫で1時間~一晩おく。
3.フライパンを中火で熱してサラダ油を加え、鶏肉を入れる。1分程焼き、焼き色がついたら裏返す。蓋をして弱火で3~5分蒸し焼きにする。
4.蓋を開けて残った漬け汁を加え、中火で煮詰める。

 「本みりん」 1本で何役も

 本みりんは、もち米、米麴を主原料に醸造アルコール(または焼酎)に仕込んでできた「もろみ」をじっくり熟成させて造り、米の甘みを麴の力で丸ごと引き出しています。栁川さんも「やわらかな甘さが欲しい時には砂糖よりもみりん」と本みりんの持つ甘みの魅力を語ります。

 料理に使うと、上品でまろやかな甘みやコクが加わり、照りや艶が出るほか、煮くずれを防いで魚の臭みも消します。「煮物を上品な味に仕上げたい時にはみりんを使います。塩分の強さやケチャップなどの酸味をやわらげたい時にも、みりんを少し入れると、カドがとれてマイルドになるため隠し味になります」と重宝しているそうです。

タカラ「国産米100%」本みりん
原材料は国産米100%。麴づくり、仕込み、熟成などすべての製造工程は国内の自社工場で行っています。本みりんに含まれる9種類以上の糖と18種類のアミノ酸の働きで、料理に深いコクとうまみを与え、上品な甘みをつけます。

しょうがみりんと味噌を混ぜた「しょうがみりん味噌」で味付けして、タラを焼きます。

 しょうがみりんを使ったメニュー、栁川さんとっておきのもう一品は、「タラのしょうがみりん味噌漬け」。しょうがみりんと味噌を混ぜた「しょうがみりん味噌」で味付けして、タラを焼きます。

 「しょうがは新陳代謝を高め、発汗を促して熱を外に出すので、風邪のひき始めにも効果的。ネギやニラ、玉ネギなどの他の体を温める食材と一緒に食べるとより代謝がアップします」と栁川さん。付け合わせには、しょうがみりん味噌を塗って焼いた長ネギを添えています。

◆タラのしょうがみりん味噌漬け
【材料】2人分
しょうがみりん 大さじ2
味噌 大さじ2
タラ 2切れ
【作り方】
1.しょうがみりんと味噌をよく混ぜ合わせる。
2.タラは鱗をとって洗い、水分をよく拭く。
3.タラ全体に1を塗り、保存容器に入れて1時間~一晩おく。
4.魚焼きグリルで焼く。

しょうがみりんを使ったメニュー、栁川さんとっておきのもう一品は、「タラのしょうがみりん味噌漬け」。
栁川かおり(やながわ・かおり)医師、料理家
栁川かおり(やながわ・かおり)
医師、料理家

2児の母。出産を機に2011年より料理ブログを開始。
シンプルな料理をより美味しく!をモットーに、
まいにち食べても飽きないような「おうちごはん」を目指す。
メディア・各種出版、コラム執筆、レシピ提供、食品メーカーのレシピ開発などを行う。