マカオと聞いて、何を思い浮かべるでしょうか? 世界遺産? ポルトガル風情あふれる街並み? もちろん、それもマカオの代名詞ですが、近年は、エンターテインメントシティとしても成熟し、新しい魅力を開花させています。もし、「ちょっと古びたギャンブルの街」というイメージがあるとしたら、それはもはや昔の話。日本から直行便で行けるこの街には、欲張りな女性の旅心を満足させる要素が、ぎっしりと詰まっているのです。
優雅なお籠り旅を満喫できるリゾートエリア
歴史あるマカオのなかで最も新しく、注目を集めているエリアが、コタイ地区。埋立地であるここは、この十数年の間に開発され、今はIRがずらりと並ぶリゾートとなっています。「IR」というのは、複数のホテルや大型ショッピングモール、シアター、カジノなどが一体となった複合型リゾートのこと。現在、コタイ地区には7つのIRがありますが、そのひとつひとつがまるでひとつの街のように、施設内にたくさんのスポットを擁しています。憧れのホテルに泊まって、ここでしか観られないショーやパフォーマンスを楽しみ、ディナーはミシュランの星付きレストランへ。そんな豪華な「お籠り旅」も、ここなら可能です。
治安がいいから、女子旅、ひとり旅も安心!
マカオは女性をとことん楽しませてくれる街。治安がよく、観光地としても成熟しているから、女性だけの旅や一人旅も安心です。また、東京・渋谷区と目黒区を合わせたくらいとほぼ同じサイズのコンパクトな街なので、移動が楽というのも、時間が限られた旅行者には嬉しいポイント。朝はホテルの豪華な朝食やローカルの飲茶で1日をスタートし、昼は世界遺産を巡り、スパで癒され、グルメを満喫。夜は街灯に照らされたロマンチックな街並みを歩いたり、少し夜更かしをしてお酒やショーを楽しんだり、1日をフルに満喫できるのです。
思わず写真を撮りたくなるスポットがいっぱい
美しい風景をつくりだしているのは、4世紀以上にわたるこの街の歴史。16世紀中頃、東アジアでの交易拠点を求めてポルトガル人がやってきて以来、マカオには南欧のような美しい街並みが築かれました。近年は一大開発が進んだものの、その風情は失われることなく大切に守られています。ペパーミント・グリーンの劇場や、鮮やかなイエローの壁の教会、ヤシの木が茂るコロニアルピンクの建物など、街中には、足を止めて写真を撮りたくなるフォトジェニックなスポットがたくさん。歴史を物語る世界遺産ばかりでなく、日常の暮しのなかにも、石畳の通りや古い街並みなど、ポルトガルの文化がさりげなく息づいています。
古今東西が融合する独特の雰囲気に浸る
今も昔も変わらないマカオの魅力といえば、独特の歴史が織り成すイースト・ミーツ・ウエストの風景でしょう。美しいステンドグラスに癒される教会から5分も歩けば、天井をうずまき型線香が埋め尽くす真っ赤な中国寺院にたどり着き、かと思えば、いつの間にか、石畳にコロニアルカラーの家が並ぶ通りに出て、そしてまたノスタルジックな中国映画に出てくるようなレトロな通りが現われる……。小さな街には中国風情とポルトガル風情がぎゅっと凝縮していて、迷子になることさえ、ワクワクしてしまうのです。中世と近未来的な風景、そして東洋と西洋が入り混じるこんなユニークな風景は、ほかの街にはありません。
チョイスが多いから食の楽しみが尽きない
エンターテインメントや街並みも魅力ですが、旅の醍醐味はやっぱり食!という女性も多いはず。マカオなら、グルメの楽しみは尽きることがありません。本格的なポルトガル料理や本場の広東料理はもちろんのこと、長いポルトガルとの関わりのなかで育まれたマカオ料理も、ぜひ味わっておきたいもの。ホテルのダイニングも魅力的だし、街中のローカル食堂もなかなかのレベルです。ランチの飲茶ひとつとっても、カジュアルな店からミシュラン星付きまで、チョイスは多様。食後はヘルシーな中華スイーツを専門店で味わうのもマカオ流です。
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