【国際女性デー】働きやすい職場作りはアイデア出しから

3月8日の国際女性デーに合わせ、女性の活躍やダイバーシティー&インクルージョンの推進に大切なことは何か、メッセージを寄せてもらいました。

オタフクホールディングス
執行役員・人事部部長、島原由里子

子供の頃、何かで賞をもらったり褒められたりするたび、大好きな祖父に報告しました。祖父は喜んでくれましたが、その時につぶやいた「男だったら良かったのになぁ」という言葉に、子供心に「祖父の時代は、女性は嫁いで家庭を守るのが役割だったんだ」と感じたものです。母が仕事を続けていたこともあって、私自身は「大人になれば色々な選択肢がある」と思っていました。

オタフクソース

女性が社会に出て仕事をするのが普通の時代になったとはいえ、今でも重要な会議や会合で女性は少数派です。私も管理職になりたての頃は、そうした場で緊張したり尻込みしたりしましたが、「この仕事をどうしたいか」に集中することで、遠慮する気持ちは薄れていきました。立場が変わることで世界が広がり、自分の想いを実現するチャンスが増え、新たな人との関係が広がる。そうした面白さも知ることができました。今では、自分を引き上げてくれた上司に感謝しています。

誰もが仕事だけでなく、私生活でも様々な役割を担っています。働きやすさが進んだ一方で、仕事と家庭の両立に苦慮する人がまだまだ多い現実は、人事を担当する立場からも痛感しています。性別に関係なく大きな役割を担ってもらうために、そんな状況でも一歩を踏み出してもらうにはどうすればいいか。長時間労働に頼らない仕事の進め方はもちろん、テレワークやフレックスタイムなど、自分に合った働き方を選べるような環境づくりをさらに進めていくことが欠かせません。

女性の社会進出が進み、育児や介護などライフイベントと仕事の両立は、女性に限ったテーマではありません。より多くの人が「自分ごと」として捉えやすい状況になっており、会社と社員の関係もより対等に変化しています。自分が良い仕事をするためにどんな環境が必要で、どうすれば実現できるか、遠慮せずにお互いにアイデアを出し合っていきましょう。一人一人の力がより発揮される社会づくりにつなげていけたら、と願っています。

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島原由里子(しまはら・ゆりこ)
オタフクホールディングス株式会社執行役員・人事部部長

1996年オタフクソース入社。長年、給与労務・人事・採用・教育と人事業務全般に携わり、2005年の「両立支援オタフクエンゼルプラン」作成、09年の企業内保育園「ふっくる保育園」開設を担当した。13年人事部長、16年執行役員就任。

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