OTEKOMACHIが、国際NGO「プラン・インターナショナル」や松屋銀座などと協力して、途上国の女の子たちを支援する「#サポチョコ」キャンペーンで、松屋銀座のバレンタインフェア「ギンザ バレンタイン ワールド」が3日、始まりました。会場には、さまざまなパッケージや味わいの#サポチョコが並んでいます。バイヤーのイチオシを紹介します。
約140種類が並ぶ「#サポチョコ」
「#サポチョコ」は、売り上げの一部を、貧困や差別などに苦しむ途上国の女の子たちへのサポートに役立てる取り組み。2019年に始まり、今年で3回目を迎えました。
松屋銀座の特設会場には、今年も140種類ほどの商品が並んでいます。プラン・インターナショナルの活動を支援し、会場を訪れた元宝塚・娘役スターで女優の城妃美伶(しろき・みれい)さんは、「かわいいパッケージが多く、思わず手にとってしまいますね。たとえ、すぐ支援という行動に移せなくても、まずは海外の状況やサポートの方法を知ることが大切。#サポチョコなら、気構えずに参加できますね」と話します。

一口にチョコと言っても、パッケージやフレーバーはさまざま。海外のチョコも多く、選ぶのに迷ってしまいそうです。そこで、松屋銀座のバイヤー・牧野賢太郎さんに、イチオシの#サポチョコ3点を選んでもらいました。
お茶の香りを楽しめるチョコレート

フォッサチョコレートは、シンガポール発のチョコレートブランド。自社工房で、タブレットチョコができるまでの全工程を一貫管理しています。他ブランドとのコラボレーションで生まれたジャスミン茶やウーロン茶のフレーバーなど、ユニークな味わいが特徴。松屋銀座で昨年初めて販売したところ、一部商品が初日で完売するほどの人気ぶりだったそうです。今年は、熊本県の茶工房「お茶のカジハラ」とコラボした「発酵よもぎ紅茶」などが新たに加わり、全14種類が展開されています。
カカオでできた醤油!? 新感覚の調味料

カカオと醤油を組み合わせた新感覚の調味料が初登場。和歌山県の醤油メーカーと、ベトナムのカカオ発酵施設がタッグを組み、約4年の歳月をかけて完成させた一品です。粒とペーストの2種類あり、牧野さんによると、「たまり醤油を食べているような味わいですが、最後に残るのはカカオの風味」とのこと。アイスクリームなどのデザートや刺し身などに使うとおいしいそうです。
かわいいパッケージ、味は本格派

ペルー南部の都市・クスコで作られたカカオ豆を使ったタブレットチョコ。この地方では、古くから栽培が行われ、味わい豊かなカカオ豆が実るそうです。50%から100%まで、カカオの含有量が異なる4種類のチョコがあり、「口の中でゆっくり溶かすと、甘さやカカオの酸味の違いがはっきり分かります」(牧野さん)。おうち時間が長い今年は、含有量の異なるチョコを食べ比べて楽しむのもいいかもしれません。
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ぐるなびの通販サイト「ぐるすぐり」もキャンペーンに加わり、今年はオンラインからでも#サポチョコに参加できます。「#サポチョコ」実施状況は、下記の通り。
ぐるすぐり(オンライン)
販売期間:1月6日(水)~2月14日(日)
販売ページURL:バレンタイン特集
対象商品:バレンタイン特集ページに掲載されるすべてのチョコレート
松屋銀座(実店舗)
開催期間:2月3日(水)~14日(日)
開催場所:松屋銀座 8階イベントスクエア 「ギンザ バレンタイン ワールド」
対象商品:「ギンザ バレンタイン ワールド」で販売するタブレットチョコレート*一部を除く