バレンタインデーでは、誰にどんなチョコレートをプレゼントしたらいいのか、悩ましいところです。松屋銀座で開催中の「GINZAバレンタインワールド」(2月14日まで)には、チョコレート好きのOTEKOMACHI読者が、プレゼントする相手や目的別に選んだオススメのチョコが並んでいます。チョコ選びの参考にしてみては?

先月行われたテイスティング会では、読者10人とフードエディターの瀬戸理恵子さんらが、味や見た目、パッケージなど様々な観点から評価し、七つのテーマごとにチョコを選びました。

「今年の一番はコレ!」などを紹介した前編に続いて、今回は4つのテーマの特選チョコを紹介します。
お世話になっている上司に‥感謝チョコ
カカオ 小町通りの石畳 純米酒雪男(16個入り)

カカオ分45%の力強いカカオテイストのミルクチョコレートに、創業300年を迎える青木酒造(新潟)の銘酒「純米酒 雪男」を合わせた生チョコです。イギリスで昨年行われたチョコレート品評会で最高位の金賞を受賞しました。「日本酒の味わいがしっかりしているので、お酒好きの上司にあげたら喜ばれそう」(めろんさん)。松屋銀座バイヤーの牧野賢太郎さんによると、「近年、パリなど海外では日本人ショコラティエが存在感を示している」そう。世界で評価された日本のチョコレートは、プレゼントにもピッタリです。
女友達に!センスが光るホメられチョコ
ジャン=ミッシェル・モルトロー JMMセレクション(9個入り)

女友達へのプレゼントは、できたら「センスがいいな」と思われたいもの。ジャン=ミッシェル・モルトローは、すべての原材料にオーガニック素材を取り入れたチョコレートで、「世界で一番優しいショコラ」をうたっています。テイスティング会の参加者からは「女性だったら、チョコレートをもらった後、どんなブランドなのか調べる人もいるはず。すべてオーガニックの素材でできているのは、女性にはうれしいポイントだし、日本に店舗がないので希少性も高い」「プレゼントしたらほかの人と差がつきそうだし、喜ばれそう」といった意見が出ていました。
食べてびっくり!意外チョコ
アトリエキュイエール KyusyuショコラBOX(8個入り)

イチゴ「あまおう」やイチジク「とよみつひめ」など、九州各地のフルーツを使ったチョコレート。「口に含むとフルーツの味が感じられて驚きました。作り手の素材へのこだわりも感じられます」(光本真美さん)
コートクール 生ブラウニーギフトセット(5個入り)

厳選した2種類のクーベルチョコレートをブレンドしたブラウニーです。東京・銀座にある養蜂所でとれたハチミツを使った「銀座はちみつ」味は新作だそう。さえ子さんは「見た目はブラウニーですが、口に含むとハチミツの味と香りが広がり、意外な味わい」と話していました。
美味しくてリーズナブル!コスパチョコ
ショコラトリータカス 高須しょくらあと(9枚入り)

杜仲茶の味わいが特徴的なチョコレート。「ほかの商品と比べるとリーズナブルだし、1個ずつ包装されているので配りやすい。浮世絵風のパッケージもおしゃれ」という声が多くあがりました。恵理香さんは「杜仲茶の味わいが強すぎず、香りが上品。かなり満足感の高い一品です」と評価していました。
松屋銀座「GINZAバレンタインワールド」の詳細はこちら。
今年は「#サポチョコ」
「GINZAバレンタインワールド」では、OTEKOMACHIと松屋銀座、国際NGO「プラン・インターナショナル」の協力による、途上国の女の子を応援するキャンペーン「世界の女の子をチョコで支援(サポート)#サポチョコ」を実施しています。
タブレットチョコレートの売上金の一部が、プラン・インターナショナルが展開している「Because I am a Girlキャンペーン」に寄付されます。チョコを楽しみながら世界の誰かを「支援(サポート)」するチョコレート、名付けて「#サポチョコ」です。

寄付されたお金は、「女の子だから」という理由だけで差別や偏見を受け、有害な慣習の犠牲になる女の子たちを守るために使われます。同時に、女の子たちが力をつけ、地域社会や次世代にポジティブな変化をもたらす人材になることをサポートする活動に使われます。
プレゼント用に、自分用に。「#サポチョコ」で支援の輪を広げてみませんか?
(取材・写真/メディア局編集部・山口千尋)