天才浮世絵師・葛飾北斎の作品から、日本が西洋近代芸術に与えた影響を探る「北斎とジャポニスム HOKUSAIが西洋に与えた衝撃」が、10月21日(土)から東京・上野の国立西洋美術館で始まります。
ジャポニスムとは、19世紀後半に海を渡った日本の浮世絵や工芸品などが、ヨーロッパの芸術家たちを魅了し、新たな表現を生み出した現象のこと。中でも、江戸時代後期に活躍した葛飾北斎の作品は、モネ、ドガ、セザンヌ、ゴーガンら、名だたる画家たちに影響を与えたと言われています。
では、芸術家たちは、どうやって北斎作品から新たな表現を生み出したのでしょうか――。

「北斎とジャポニスム」では、北斎の作品と、それに影響を受けた作品とを同時に比較しながら、鑑賞できます。個人コレクターや美術館など世界10か国以上から、誰もが知る名画や知られざる逸品を収集。今までにないスケールでの名画の共演が話題を呼びそうです。
そんな注目の「北斎とジャポニスム」では、会期中、2日間だけ「プレミアム鑑賞ナイト」を実施します。限られた人数だけに特別開館された夜の美術館で、監修者や特別ゲストのミニ・トークを聴きながら、作品を鑑賞できます。ミニ図録や音声ガイドもセットになっています。
このプレミアムな夜の特別チケットの販売は、19日(土)からスタート。ぜひ、お見逃しなく!
開催日・定員: 10月25日(水)、11月15日(水) 各日限定300人
ミニ・トークゲスト: 10月25日(水):馬渕明子(国立西洋美術館館長/本展監修者)、11月15日(水):橋本麻里(美術ライター)、高木史郎(和樂編集長)
鑑賞時間:18:00~21:00(入館は20:30まで)
チケット料金:3,800円(1枚/税込み/プレミアム鑑賞ナイトの観覧料、ミニ・トーク、音声ガイド、ミニ図録を含む)
チケットの購入:こちら
公式サイト:http://hokusai-japonisme.jp/index.html