低身長さんこそ、マキシ丈! すてきに着こなす3つのルール

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低身長さんが着るマキシ丈
マキシ丈の着こなしを提案する熊谷さん

足首まであるマキシ丈のスカートやワンピースは、着るだけでトレンドのスタイルが作れる便利なアイテムです。一方で、小柄な女性の中には、「似合わないのでは?」「バランスをとるのが難しそう」などと苦手意識を持つ人も多いようです。おしゃれに着こなすコツを紹介します。

ポイント押さえれば、小柄な方がかわいく

ここ数年、スカート丈はどんどん長くなるばかり。丈がふくらはぎの真ん中辺りのミモレ丈からブームが始まり、ふくらはぎも隠れるロング丈に続いて、地面すれすれのマキシ丈が今、人気を集めています。東京・神宮前のファッションレンタルショップ「airCloset×ABLE(エアクロエイブル)」店長で、パーソナルスタイリストの熊谷麻衣子さんにアドバイスしてもらいました。

熊谷さん自身も、身長154センチと小柄ですが、「ポイントを押さえれば、マキシ丈は小柄な人の方がかわいく着こなせますよ」と話します。マキシ丈は、足元まですっぽり生地が覆うため、長身の人が着ると布で覆われている面積が大きくなり、迫力が出過ぎることもあるそうです。

着こなしの前提として、サイズの合ったマキシ丈の服を選ぶこと。今はSサイズやXSサイズをそろえているブランドもあります。身長が150センチよりも低い人は、Mサイズの人の膝下丈がちょうどマキシ丈として着られる場合もあるといいます。

ルール1 プリーツで縦ラインを強調!

最も取り入れやすいのが、プリーツのマキシ丈スカートです。縦の線が強調されるため、すらりとスタイル良く見せてくれます。ハイゲージのニットのロングカーディガンを1枚はおれば、さらに縦長のラインが作れます。スカートのシルエットは、縦のラインが作れるIラインや、フレアでも広がりが少ないものがすっきり見えてオススメ。カーディガンは、ボタンを留めずに着て、縦ラインを作るのがポイントです。気になる腰回りもカバーしてくれます。

シルバーのプリーツスカートに、長袖のカットソーを合わせ、ハイゲージニットのカーディガンを重ねた装い
シルバーのプリーツスカートに、長袖のカットソーを合わせ、ハイゲージニットのカーディガンを重ねた装い

ルール2 アクセサリーで目線を上に集める!

丈の長いスカートの装いは、下半身に重心が下がって見えがち。コーディネートする際は、周りの人の目線を上半身に集めるように意識して、アクセサリーを上手に使いましょう。大きめのイヤリングや帽子、コロナ禍で必須アイテムとなったマスクも、色の付いたものを選べばアクセントになって、周囲の目線を顔回りに集めることができます。マキシ丈のワンピースなら、上半身の高い位置で切り替えがあるものを選んだり、太めのベルトを高い位置に巻いてウエストマークしたりするのも効果的です。

ワンピースには高い位置で切り替え。大ぶりのイヤリングで目線を上に
ワンピースは切り替えの位置が高いものを。大ぶりのイヤリングで目線を上に

ルール3 色や素材でメリハリ!

単色のワントーンコーデよりも、明るい色をトップスに取り入れてメリハリを付けた着こなしがオススメ。トップスは、裾をウエストインして着たり、着丈の短いものを探したりすれば、コンパクトにまとまります。ロゴのカットソーなどデザイン性のあるトップスもよいでしょう。

ワントーンでコーディネートするときは、服の素材でメリハリを出しましょう。光沢のあるプリーツスカートにニットのトップスを重ねたり、テロンとした落ち感のあるスカートに、張りのあるTシャツを合わせたりするなど、素材感の異なる服を組み合わせると着こなしに奥行きが出ます。

モノトーンのマキシスカートに、ビビッドなイエローなど明るい色のトップスを合わせてメリハリを
モノトーンのマキシ丈のスカートに、ビビッドなイエローなど明るい色のトップスを合わせてメリハリを

マキシ丈の服は、厚底のサンダルでもフラットシューズでもスニーカーでも、どんな靴でも合わせやすいそうです。熊谷さんは「コロナ禍で思うように外出できない日々が続いていますが、『自分には似合わない』など固定観念にとらわれず、好きな服、なりたいイメージを装いに積極的に取り入れると、気持ちも上がります。『低身長さん』こそマキシ丈。長いスカートが風に揺れる躍動感のある装いを楽しんでみてください」と呼びかけています。

(読売新聞メディア局 谷本陽子)

取材協力:「airCloset×ABLE」 スタイリストが利用シーンや悩みに合わせてコーディネートを提案。気に入った洋服のレンタルや購入ができるお店です。

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