OTEKOMACHI(大手小町)では3月8日の国際女性デーに合わせ、女性の活躍やダイバーシティー&インクルージョンの推進に大切なことは何か、メッセージを寄せてもらいました。
皆さんこんにちは!
私たちは東北で最も古い女子大学で学んでいる2年生と4年生です。国際女性デーにあたり、東北のキュンな女子大生からメッセージを送ります。
宮城学院女子大学は、明治19年(1886年)に前身となる宮城女学校が創立されて以来、新しい価値観とスキルを身につけた先輩たちを輩出し続けてきました。宮城学院の卒業生には、女性ジャーナリストやアニメーターの先駆けといった前例のない世界に飛び出した女性が数多くいます。
私たちが学ぶ現代ビジネス学部は、2011年の東日本大震災後から5年後の2016年に開設されました。震災後の変化する地域社会の中で、ビジネスに関わる実践的な学びを通して、課題解決の方法を研究しています。
私たちは大学や震災復興に関わる活動から、前例にとらわれない視点が必要で、女性にもできることが多くあることに気づきました。現在、新型コロナウイルスの影響で世界中が大変なことになっていますが、人々とのつながりを大切にして、チャレンジ精神をもってこの事態を乗り越えていきたいです。
女性活躍のためには、制度の充実に加えて、人々の意志と行動が必要不可欠だと思います。前例のないことに取り組む勇気を男性、女性に関係なく、多くの人が持つことで、もっと温かな社会に変化させることが可能ではないでしょうか。
私たちも自ら動き、近くの人とも遠くの人とも何かあったときに助け合える、手を差し伸べることができる女性を目指していきたいと思います。