ロッカーに商店街からの贈り物!? ちょっと「銀ブラ」で支援

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コロナ禍のあおりを受ける東京・銀座で、「銀座ものつなぎプロジェクト」が盛り上がりを見せています。銀座の店舗や銀座にゆかりのある人が、リレー形式で商品を受け渡すことで街を元気づけようとスタートした取り組みです。年末年始に向けて、ユニークなイベントも企画されています。

どら焼きから始まった“もの繋ぎ”

「活気のなくなった銀座で、助け合いの輪を作りたい」。そんな思いから、老舗和菓子店「木挽町こびきちょうよしや」の3代目・斉藤大地さんが4月、この取り組みを始めました。

店の名物「どら焼き」を同じく和菓子店の「銀座 菊廼舎きくのや」へ、銀座菊廼舎は干菓子の詰め合わせ「冨貴寄ふきよせ」をイタリアンレストラン「ヴォメロ」へ……。リレー形式で商品を受け渡し、その様子を公式SNSで発信。賛同の輪が広がり、8月にリレーは100回に達しました。

プロジェクトを始めた斉藤さん

12月に活動を再スタート。このほど都内で開かれた発表会で、斉藤さんは「取り組みをきっかけに、新しい繋がりができたり、忘れかけていた絆を思い出したりすることができた。101回目からは、モノから人に重点を置きたい」と説明しました。101回目のバトンを受け取った演出家・宮本亞門さんは、銀座の出身。「コロナ禍で、銀座の思いを世界に広げていきましょう」とのビデオメッセージを寄せました。

銀座からのギフト入りロッカー

プロジェクトの一環で、年末年始にはさまざまなイベントが予定されています。

松屋銀座では12、13日、8階のイベントスクエアに、ギフトが詰まったロッカーが登場します。14個のロッカーにはそれぞれ、「木挽町よしや」のどら焼きや、箸の専門店「銀座夏野」のお箸など、約30の参加企業などからのクリスマスギフトが入っています。何が入っているかは、ロッカーを開けてからのお楽しみ。参加費は1000円。好きなロッカーを選び、受付でロッカーのカギを受け取ることができます。プレゼントはなくなり次第、終了します。

福袋のコラボも

松屋銀座では、プロジェクトとコラボした福袋も。レストラン「三笠会館」や銀座夏野などとコラボした「ブライダル福袋」(90万円)を26日に発売。コロナ禍で結婚式を挙げられなかったカップル向けの福袋で、豪華ディナー券や結婚指輪、夫婦箸など130万円相当が入っています。着物に初めて挑戦する人向けに、「きもの一式&オンライン着付けレッスン付き福袋」(17万500円)も販売されます。

2021年1月2日には、銀座の歯科クリニックやネイルサロンとコラボした「オーラルケア福袋」(8800円)と「おこもり美容応援福袋」(1万1000円)が登場します。

ギフトが積み上がったツリーもお目見え

プロジェクトにちなみ、ホテル「ハイアット・セントリック 銀座東京」には、少し変わったクリスマスツリーが飾られています。

高さ約3メートルのツリーは、ギフトボックスを積み上げたデザイン。ギフトボックスには、参加企業約70社の包装紙やリボンが使われています。「人から人への繋がりを取り戻してくれるプレゼント」をテーマに、プロジェクトに協力しているデザイナー・高橋信雅さんが手がけました。

4階ライブラリーラウンジで25日まで展示。宿泊客以外でも見ることができます。