いい夫婦の日に考える、円満度を左右する4000円の格差

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コロナ禍で在宅時間が増えた人も多いと思いますが、夫婦関係にはどういう影響があったのでしょうか。11月22日の「いい夫婦の日」に合わせ、明治安田生命保険が、夫婦をテーマにしたアンケート調査を実施したところ、新型コロナウイルス感染拡大の影響で「夫婦仲がよくなった」と回答した人は「悪くなった」とした人のおよそ3倍という結果になりました。

調査対象は、20歳~79歳の既婚男女1620人。このうち20~50代を対象にコロナ禍の影響で夫婦関係に変化があったか聞いたところ、19.6%の人が「仲がよくなった」と答えています。一方、「仲が悪くなった」人が6.1%でした。夫婦仲が良くなった理由としては、「コミュニケーションや会話の機会が増えたため」が62.5%で最も多く、テレワークなどが増え、在宅時間が増えたことからだと同社は分析しています。

いわゆる「コロナ離婚」という言葉がよく聞かれましたが、今年1月~8月の離婚件数は約13万1500件でした。昨年同時期は約14万5500件でしたので、実際には多くなかったようです。(参照:厚生労働省「人口動態統計(速報値)」)

これを反映してか、アンケート調査では、夫婦仲が「円満」と答えた人は77.8%に上っています。コロナ禍の状況をポジティブに変換した夫婦が多かったのかもしれません。同社では、円満である夫婦ほど会話時間が長くなる傾向にあり、夫婦の円満度とコミュニケーションの時間は比例する関係にあるのではないかと捉えています。

配偶者から言われたい一言を聞いたところ、「ありがとう」が57.2%でトップ。続いて、「おつかれさま(ご苦労さま)」が31.6%、「あなたがいてくれて良かった」(24.3%)ということです。

一方、20~50代の夫婦間のプレゼントの平均金額は1回あたり1万4528円で、前年より1035円下がりました。過去10年で最大の下げ幅だったそうです。さらに、円満夫婦は平均金額が1万4744円だったのに対し、円満でない夫婦は1万419円と、4000円以上の差がありました。「円満の秘訣ひけつは感謝の気持ちをかたちにして伝えることかもしれません」と同社では分析しています。

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