新業態店「#ワークマン女子」の1号店、その魅力は?

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横浜・JR桜木町駅前の商業施設「コレットマーレ」にオープンした「#ワークマン女子」の第1号店

作業着などを販売する「ワークマン」(本社・群馬県伊勢崎市)が、女性向けウェアを充実させた新業態店「#ワークマン女子」の1号店を16日、横浜・桜木町駅前にオープンしました。同社は今後10年で、「#ワークマン女子」を全国400店舗に拡大する見込みだといいます。どんな店なのか、取材しました。

店舗は、JR桜木町駅前の商業施設「コレットマーレ」の5階にあります。入り口には、ピンクの大型ブランコと、大きなバラのオブジェがいくつも飾られています。ブランコは2人までOK。来店客に撮影スポットとして活用してもらうのが目的で、大きなバラと一緒に顔を映せば小顔効果を発揮。SNS映えを狙ってのことだそうです。

花柄など女性用ウェアが充実する店内。男性用ウェアのコーナーなど配置を説明するボードも
入り口のベンチは二人掛け用。イメージキャラクター「わくこ」を抱いての撮影も可能

試着室のわきにも、同じようにバラがあります。

試着室の横にも、大きなバラのオブジェがある撮影スポット

「お客様にはぜひ、店内のお気に入りのスポットで撮影してもらい、『#ワークマン女子』『#ワークマンコーデ』とタグ付けして発信していただきたいです。実際に商品を手に取って、品質の良さを実感してもらうことと、『こんな着こなしもできるんだ』『すてき』と思ってもらうことが、この店舗の狙いですから」と話すのは、同社東京本部営業企画部販売促進グループチーフの牧野純子さん。

靴売場の近くの床にあるイラスト。足元を自撮りして楽しむことができます

店舗の入り口と通路の近くに女性向け商品の売り場とユニセックス商品の売り場があり、男性向け商品は一番奥まったところにあります。「売上比率は、女性4割、男性4割、ユニセックス2割が目標です。女性はもちろん、カップルやご家族でも来店していただきたいですね。はっ水、防風、ストレッチ性など様々な機能を備えた商品を取りそろえていますので、アウトドアで活用したり、普段着として過ごしたりと、様々なシーンで着ていただければうれしいです」と話します。

裏がブロックフリースになっていて温かいボーダー柄のプルオーバーが1280円(税込み)、デニムのストレッチパンツが1280円(同)、ビビットカラーの防水レインジャケットが2900円(同)など、低価格路線は維持したまま。グローブ、キャップ、イヤーウオーマーなどの小物から、キャンパスシューズ、防水ブーツなど様々な商品がそろっています。

裏がブロックフリースになっているボーダー柄のプルオーバーは、3色展開

店名に「#」を付けたのは、ユーチューバーやブロガー、インスタグラマーなどで構成する同社のアンバサダーの役割を重視しているためだといいます。アンバサダーには、店舗づくりから商品開発、商品情報の発信までをすべて無償で行ってもらっています。無償とする代わりに、同社はフォロワーや閲覧者を増やす材料をアンバサダーに提供し、知名度と広告収入アップに貢献しているそうです。

店内には、防水機能のついた色とりどりのレインウェアのコーナーも

作業着という分野を超越して、品質の良さとコストパフォーマンスの高さで女性ファンを増やしてきた「ワークマン」。現在は、従来のワークマンの店舗に、ファッション性を前面に打ち出した店舗「ワークマンプラス」を合わせて888店舗(20年10月現在)を展開しています。これに新業態店の「#ワークマン女子」を加え、10年後には全国1500店舗体制にする方針だそうです。

(取材/読売新聞メディア局編集部 永原香代子)

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