金魚のアート、樹脂で織りなす四季の美

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金魚絵師、深堀隆介さんの個展「深堀隆介 金魚愛四季いとしき」が、東京・渋谷の西武渋谷店で開かれています。金魚といえば夏の風物詩ですが、秋や冬に眺めても心癒やされるものだと気づくはずです。

深堀さんは、透明樹脂にアクリル絵の具で金魚を描くという斬新な技法を用い、現代美術家として国内外で高い評価を得ています。透明樹脂が流し込まれた升やおけに入っている金魚は、生きているかのよう。初めて見た人は、今にも動き出しそうな躍動感に、本物ではないかとびっくりすることでしょう。

死んだ金魚の細部を描き留めたデッサンの数々は、金魚への優しく深いまなざしが感じられます。初期からの作品の変遷をたどる展示では、年を経るごとに金魚がより立体的に描かれるようになり、リアリティーが増していることがわかります。

注目の展示は、インスタレーション(空間芸術)「金魚ノ四季」です。金魚が夏だけのものではなく、季節によって異なる趣を見せてくれることを教えてくれます。

制作風景の映像も公開されており、その緻密ちみつで辛抱強い作業に思わず見入ってしまいます。

会場外には、深堀さんの金魚の世界に入り込めるフォトスポットが設けられています。画集や文具など人気のグッズも販売しています。

「深堀隆介 金魚愛四季」展
場所:西武渋谷店 A館7階特設会場
会期:11月1日(日)まで
営業時間:午前10時~午後8時
(入場は閉場の30分前まで。最終日は午後5時閉場)
入場料:一般800円(税込)・高校生以下無料
お問い合わせ:西武渋谷店(03-3463-1111)

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