銀座の新店「UNIQLO TOKYO」 買い物だけじゃない楽しみ方

News&Column

ユニクロのグローバル旗艦店「UNIQLO TOKYO(ユニクロ トウキョウ)」が19日、東京・銀座のマロニエゲート銀座2にオープンします。コンセプトは「LifeWearのすべてをここに」。開店に先立って開かれた内覧会を取材しました。スタイリッシュでゆったりくつろげる店内は、アートやサステイナビリティー(持続可能性)を身近に感じられるような今までにない演出が施されています。

国内では6年ぶりのグローバル旗艦店

国内でグローバル旗艦店をオープンするのは、2014年の「UNIQLO OSAKA」(大阪)以来、6年ぶり。「UNIQLO TOKYO」は、マロニエゲート銀座2の1階~4階を占め、店舗面積は計約5000平方メートルと、国内最大級の広さを誇ります。コラボレーション商品や定番商品など、およそ600アイテムがそろっています。

既存のコンクリートの骨組みをあえて残した内装は、シンプルな美しさを演出。柔らかな色合いの木の床材が、コンクリートの武骨さを和らげ、全体的に落ち着いた印象を与えます。中央部が吹き抜けになっているため、開放感のある造りになっています。

実際に店内を回ってみると、他の店舗ではあまり見られないコーナーが設けられていました。

4階では、自分だけのTシャツを作れる「UTme!」のコーナーが目に留まりました。設置されたタブレット端末を使って、Tシャツに好きな文字やイラスト、デザインを施すことができます。原則として当日に仕上がり、早ければ5分ほどで出来上がるそうです。36種類の店舗限定デザインのなかには、銀座の呉服店や和菓子店などと協力して作ったユニークなデザインもありました。

「Theory(セオリー)」とのコラボ商品

オープンに合わせて発売されるファッションブランド「Theory(セオリー)」とのコラボ商品も気になるところ。女性を美しく魅せるというワンピースは、オフィスカジュアルにぴったりです。

服のほかに、寝具や本などの雑貨、生花も販売。日常生活を彩るアイテムが並んでいます。

服の魅力を高めるアーティストとの展示

印象的なのは、アーティストやデザイナー、スタイリストら11人とコラボした展示スペースです。

加茂氏が携わった過去の展示が、再現されています

キッズ、ベビー売り場には、あちこちにバルーンアートを展示。今年2月に亡くなったヘアメイクアーティストの加茂克也氏の追悼展示スペースもありました。個性あふれる展示デザインが、シンプルな装いの魅力を高めていました。展示内容は、シーズンごとに変わる予定だそうです。

ショッピングしながら、サステイナビリティーを考える

服がどうやってできるのか、ユニクロがCSR(企業の社会的責任)でどんな取り組みをしてきたかを、ショッピングしながら知ることもできます。例えば、服の隣に、素材となった植物が展示されていたり、ニット商品の陳列棚に、使用されている糸が並べられていたり。1階には、夏に欠かせない機能性肌着「エアリズム」の特徴を体感できる実験スペースも設けられています。
「サステイナビリティー」についても、各階で触れています。「ドライEX」という素材を使ったポロシャツの陳列棚には、大量の空のペットボトルを並べ、回収して糸にするまでの過程について説明。リサイクルで回収した服を難民キャンプなどに寄贈する活動を紹介するコーナーでは、実際に梱包された服が天井近くまで積んであります。難しく考えがちなサステイナビリティーについて、見て感じとることができます。

新型コロナの影響で、しばらくは入店人数の制限や来店時のマスク着用要請などを徹底するそうです。買い物だけでなく、店内を回ってディスプレーも楽しんでみてはいかがでしょうか。

(取材/読売新聞メディア局 安藤光里)