Drまあやさん 全部が私なんです

国際女性デー

「脳外科医の顔」、「デザイナーの顔」、そして「だらだら生きる顔」――この全部が私なんです。脳外科医もファッションデザイナーも、私は好きでやっているし、やりたくてやっています。

脳外科医として仕事をしてきた私が、一念発起してデザイナーへの道を歩み始めたとき、「10年で社会に知られるようになりたい」という目標を持っていました。2013年にブランドを立ち上げ、18年にはショップを出し、昨年には初めて海外でファッションショーを行うことができました。今後はニューヨークコレクションに参加する予定があります。

何も分からず、試行錯誤して、さまざまな人たちに迷惑をかけて生きてきたと思います。それでもこのように思うのです。「100%全力を出し切って、自分のやりたいことに向き合うこと。そして、自分の責任を全うしながら社会の輪の中に生きる――これができていれば、いつかは認めてくれる」と。

私は第一人者ではないかもしれないけれど、いろんな生き方があるんだと多くの人たちに知らせて、私の生き方が、その人たちが第一歩を踏み進むきっかけになればいいのかなと思っています。

実際に脳外科医として勤務している時、デザイナーとしての側面を知っている患者さんたちから「先生もいろんな生き方を体現している」と言ってくれています。本当にありがたい言葉です。

個性を出して、それを活用していく。これこそ、ダイバーシティー&インクルージョンですね。

Drまあや(ドクター・まあや)
脳外科医・ファッションデザイナー

岩手医科大学医学部卒業後、慶應義塾大学脳神経外科に入局し、脳神経外科専門医取得。その後、日本外国語専門学校海外芸術大学留学科に入学し、翌年、ロンドンのセントラル・セント・マーチンズへ留学。帰国後に、脳外科医として働く傍ら、スタイリストのアシスタントを開始。2013年Drまあやデザイン研究所を設立し、14年初個展「カラフルデブの挑戦」を開く。18年2月、Drまあやデザイン研究所のショップを巣鴨にオープン。著書に「カラフルデブを生きる-ネガティブ思考を強みに変える女医の法則40」(セブン&アイ出版)がある。大手小町で「お悩み相談」アドバイザーを務める。

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