新型肺炎拡大でマスク不足…入手できない場合にできることは

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新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、スーパーやドラッグストアなどではマスクの品薄状態が続いています。マスクでウイルス感染を防止したい人はもちろん、花粉症などで悩んでいる人からも悲鳴が上がっています。マスクが手に入らない場合の対処法を探りました。

ネット上でマスクの作り方紹介

マスクが入手しにくい状況に対し、インターネット上には様々な工夫が紹介されています。手に入る材料を駆使して、マスクを手作りしている人もみられました。

その中に、ガーゼハンカチでマスクを作る方法がありました。ガーゼハンカチを二つ折りにして両側にマスク用ゴムを通し、ゴムを固定するために糸で縫えば出来上がり。

どこの家庭にもある「キッチンペーパー」を使ったマスクの作り方の提案もありました。キッチンペーパーに折り目をつけ、輪ゴムを二つつなぎ合わせてキッチンペーパーの両端につけ、ホチキスで留めるだけで完成です。

キッチンペーパーと輪ゴムで作ったマスク

100円ショップで購入した手ぬぐいとガーゼで、折り目のついた本格的なマスクを作ることもできるようです。手作りではないものの、使い捨ての不織布マスクを洗って何度か使っている人もいるようです。

マスクなくても冷静な対応を

そもそも、マスクの着用によって、どの程度の予防効果があるのでしょうか。富山県衛生研究所の大石和徳所長(前・国立感染症研究所感染症疫学センター長)は「コンビニやドラッグストアで売られている市販のマスクでは、空気中に舞うウイルスからの感染を防ぐことはできません。ただ、通常、ウイルスは感染者のつばなどに含まれているケースが多いので、市販のマスクでも、せきやくしゃみからの飛沫ひまつ感染を予防する効果があります」と話します。

手作りのマスクについて、大石所長は「保湿効果と、飛沫感染を予防する効果は一定程度、あると思います」と説明。手作りのマスクを着用する場合は、内側に清潔なガーゼを当てたり、こまめに洗濯をしたりして、清潔に保つ必要があるそうです。

大石所長によると、感染予防には(1)人混みの所に行かない(2)人が多い所ではマスクをする(3)手洗いやうがいをしっかり行う――といった行動が大切だそうです。

大石所長は「日本での新型コロナウイルスの感染者はまだ少数で、連続的な人から人への感染は起きていません。現在マスクは品薄ですが、生産はされています。いずれ流通するはずなので、冷静に対応しては」と話しています。

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