思い切って転職すべき?「自分らしく生きる」ために考えたいこと

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「このままでいいのかな」「もっといい選択があるかもしれない」。仕事でもプライベートでも、20~30代は迷い、悩む年代です。OTEKOMACHIでは2月8日(土)に、そんな女性たちのためのワークショップ「仕事にいかす『自分らしさ』の見つけ方」を行います。どんなワークショップになるのか、講師を務める「エスキャリア」社長の土屋美乃さん(36)に聞きました。

大切にしたいものは何か

――まず、土屋さんのお仕事について教えてください。エスキャリアでは、女性のキャリア形成を支援してきたのですよね。

個人向けと法人向けにサービスを展開しています。個人向けの「マイ・カウンセラー」では、「対面」「オンライン」「チャット」の三つのスタイルを設け、キャリアコンサルタントの国家資格を持ったカウンセラーが1対1で話を聞いていきます。

若手社員や産休・育休中の方、転職活動中の方など、様々な相談者がいらっしゃいます。結果的に転職がゴールになることもありますが、それ以前に何よりも「今、自分が大切にしたいものは何か」を感じてもらい、それを大切にできる人生を歩めるようなカウンセリングを実施しています。

――この年代の女性は忙しく、「今どうすべきか」を考えてはいるけれど、何が大事かをじっくり考える余裕はないかもしれませんね。

そうなんです。女性って、良くも悪くも柔軟で優しくて、周囲の期待に応えようとする傾向にあります。「子」としては親の期待に、結婚して「妻」になったら夫の期待に、子供ができれば「母」としての期待に応えたいと思う。そういった期待に気持ちよく応えられている間はOKなんですが、無理をして、「もっとこうあらねばならない」「こうあるべきなのに」といった「べき論」になると、苦しくなってしまう。実際に、そうやって苦しむ人はすごく多いんです。でも、「べき」なんてことは実はないんです。

仕事って正解がないんです。どこまで極めるか、どれくらい時間をかけるかは、自分で決めなければいけません。本当は自分の中に答えを持っているのだけれど、自分の心の声や状態に気づく前に、仕事などがどんどん降ってきて、自分に向き合う時間が持てないんです。「まず、そっちを片付けた後で……」って思っていると、一生片付きません! 

――自分と向き合うには、どうしたらいいでしょうか。

ちょっと職場から離れる、仕事から離れるということが大事です。例えば、カウンセラーとの対話を通して、自分の声を聞きながら、大事なことややりたいことをじっくり思い出していく。そうやって本当の気持ちを言語化することは、すごく大切なことなんですよ。

言語化するために必要な時間も人それぞれ。対面で1、2時間で言葉になる方もいれば、しばらくチャットでやりとりをして、じっくり考えた後に言葉になる方もいます。ただ、発せられた言葉と胸の内が違うこともよくあります。

「もっと自分らしく生きる」ために

――8日のワークショップには、今まさに、悩んでいる女性たちが参加することになると思います。

キャリアプランをどう描くか、自分の強みは何か、転職すべきかどうか――。これまで1000人以上を支援してきましたが、相談者の悩みは本当にさまざまです。ただ、どんな悩みも最終的に全て「自分らしく働くことは何か」という問いにつながります。

一度のカウンセリングやワークショップなどの限られた短い時間で、悩みが解消されるものでもありませんが、次の一歩だったり、進む方向性だったりという「兆し」を見ることはできます。道が開けるかもしれない可能性を見た後に、実際に行動するのはご自身です。

悩んでいる方には、「一人で悩まないでください」と言いたい。ワークショップでは少人数でのグループワークを通して、自分の持ち味や強みを考えていきます。人には、必ずその人なりの生きる使命があると、私は信じています。

(取材/読売新聞メディア局編集部 安藤光里)

キャリアカウンセラーによるワークショップ
「仕事にいかす『自分らしさ』の見つけ方」
 
日 時
2020年2月8日(土)午後1時半~3時半(午後1時開場)
会 場
読売新聞東京本社ビル3階新聞教室
 (千代田区大手町1-7-1)
対 象
20~30歳代の女性
参加料金
1000円(税込み)
募集人数
50人
講 師
土屋美乃(エスキャリア代表)

国家資格キャリアコンサルタント。大学卒業後、リクルートエージェント(現リクルートキャリア)に入社。 人材紹介部門の法人営業や人事部で新卒採用担当などを行う。2009年に『一人ひとりの自分らしいキャリアの実現』をテーマにキャリアカウンセラーとして独立し、企業内や大学などの教育機関での研修やキャリアカウンセリングを行う。11年に株式会社エスキャリアを設立。
主  催 OTEKOMACHI
※イベントの様子はOTEKOMACHIなどに掲載されます。
※詳細、お申し込みはこちら

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