パリの行列のできるブーランジェリー

パリ駐在日記

パリでは、政府の年金改革に反対する鉄道、地下鉄、病院、学校などのストライキが昨年12月5日から続いているせいで、年末年始を含め現在も交通網が混乱しています。一昨年末は税制改革に反対するデモ(黄色いベスト運動)が行われていたので、クリスマス商戦と観光産業も2年連続で大きなダメージとなっています。

シャンゼリゼ通り。ワイングラスのようなクリスマスイルミネーションでした

さて、少し前に、わが社のオフィス前にパラスホテル「ル・ムーリス」のパティシエ、セドリック・グロレのブーランジェリーがオープンしました。パリ随一の人気パティシエのお店ということもあり、オープン当日は、店が開く前から長蛇の列ができていました。

オープン当日の行列。オフィスから
通りの表示もオープンを歓迎
お店のたたずまいはとてもシンプル

私もついに先日、5人しか並んでいないのをオフィスから確認しトライしました。ランチタイムのメニューは、ハムもしくは野菜のサンドイッチ(一個13ユーロ=約1580円)、フラン(一個5ユーロ=約600円)、5種類のケーキ(一個12ユーロ前後=約1460円前後)。

2階はカフェになっています

ハムのサンドイッチを自分のランチに買ったのですが、正直に言うと、パリのおいしいパン屋さんとの差はあまり感じられませんでした。

併せて取引先へのおみやげとしてフランとケーキも買いました。流行に敏感なパリの広告業界の人たちの反応はすこぶるよく、この時ばかりはビジネスパートナーの私よりもセドリック・グロレのスイーツのほうが歓迎されました。

重層的なパイ生地と濃厚なカスタードクリームのフランや、中はラズベリーとレアチーズケーキで外はモンブランになっているケーキなど、セドリック・グロレの魅力を十分に堪能したのだそうです。

最後の仕上げはお客さんの目の前で
サンドイッチ。外はカリカリ、中はしっとりなパン

お店がオープンして1か月以上たちますが、いまだに行列が絶えません。

持ち帰りは袋ではなく、ロゴの入ったネットが用意されました

(取材・文⁄広告局パリ駐在 阿部泰三)

Cédric Grolet Opéra

35 Avenue de l’Opéra 75002 Paris