年末は大掃除! 家をきれいにする掃除機テクニック

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写真はイメージ

年末恒例の大掃除で、最も活躍するツールといえば、掃除機ではないでしょうか。家事代行会社「ベアーズ」(本社・東京)の家事代行スタッフに、自宅を効率的にきれいにできる掃除機の上手な使い方を教えてもらいました。

掃除機がけは朝がベスト

川崎市内のマンションにある女性会社員宅のリビングルームを借り、ベアーズの家事代行スタッフの佐藤成実さんに掃除機のかけ方を実演してもらいました。同社には、高級ホテルの客室清掃やセッティングなどの研修を受けたスタッフが提供する「ロイヤルプラン」という最高クラスの家事代行サービスがあり、佐藤さんはこのプランを担当している「ロイヤルスタッフ」の一人です。

掃除を始める前に、佐藤さんは大切な二つのポイントを教えてくれました。一つ目は、掃除をする時間帯は、朝か夜が良いこと。「家の中で人が動き回っている日中は、ホコリが空気中に舞いやすくなっています。それに対して、人があまり動いていない朝や夜は、空気中のホコリが床に落ちてたまっている状態なので、そのタイミングで掃除機をかけるといいです」。朝と夜では、日が差してホコリが見えやすい朝に掃除機をかけるのがベターだそうです。

二つ目は、掃除は「上」から取りかかること。「つまり、高い位置の所から掃除をしていくのです。この部屋なら、エアコンのフィルター掃除から始めて、次に棚の上やソファなどを掃除していきましょう。そうするうちに、ホコリがどんどん下に落ちて床にたまっていくので、最後に床に掃除機をかけます」

基本は“一方向”で

そこでまずは、エアコンのフィルターの掃除です。この日、佐藤さんが使った掃除機は、ダイソンのコードレスクリーナーの最新機種「Dyson  V11  Fluffy+」。コードレス掃除機は、吸引力など機能面の向上と収納場所を取らない手軽さで、近年主流になっています。どのメーカーの掃除機にも数種類のヘッドがあり、掃除をする場所に適したヘッドを選んで取り付けます。「フィルターはミニソフトブラシを取り付けて掃除します。デリケートな場所を掃除するのにおすすめのヘッドです。フィルターに限りませんが、基本的に“一方向”で掃除機をかけていくと、汚れがきれいに取れます。フィルターをいきなり水洗いする人もいますが、そうすると、ホコリが“だま”になって、かえって落ちにくくなります。なかなか落ちないからとスポンジなどでゴシゴシこすったりすると、フィルターに傷を付けてしまう恐れがあります。水洗いをするにしても、まずは掃除機でしっかりホコリを取ることをオススメします。これは、窓の網戸などを掃除する時も同様です」

エアコンのフィルターを掃除する佐藤成実さん。「“一方向”で掃除機をかけていくと、汚れがきれいに」

日常のくつろぎの場であるソファも、大掃除の機会にしっかり汚れを取っておきたいもの。佐藤さんは、ソファや寝具などの掃除に適したモーター内蔵型の小型ヘッド「ミニモニターヘッド」を取り付け、再び掃除に取りかかりました。ヘッドは目的によって使い分けができるように設計されているので、効率よく掃除ができます。「クッションなどシートから取り外せるものは取り外します。シートの上は、縦に一方通行、その後、横に一方通行といったふうに掃除機をかけていきます。シートと背もたれとの隙間にはゴミがたくさんたまっていることが多いので、しっかり掃除しましょう」。確かに、一見するとそれほど汚れているようには見えないシートだったのに、掃除機には大量のホコリが吸い取られていました。

ソファのシートの上は、縦に一方通行に掃除機をかけ(写真上)、その後、横に一方通行といったふうに

家具と壁の隙間もホコリがたまりやすい場所です。その掃除には、先端が細くて斜めにカットされているノズル型のヘッドが役立ちます。「隙間に掃除機をかける時は、奧から手前にヘッドでホコリをかき出すようにするのが基本です」

カーペットの上は「十字」に

最後は、床の掃除です。「フローリングの床は、板の木目に沿って一方向に掃除機をかけていきます。畳の部屋の場合も、畳目に沿って一方向に掃除機をかけると、畳目の溝にたまったホコリがよく取れます。掃除機を端までかけて壁にヘッドをガツンガツンぶつける人がいますが、壁の巾木はばきに傷が付いたり、ヘッドが壊れたりすることがあるので、壁際でヘッドを寸止めにして、最後に壁際に沿って一方向に掃除機をかけるといいです」

一方、カーペットの場合は、掃除機を一方向にかけただけでは、毛足の間にたまったゴミが残ってしまう場合があります。「縦方向に掃除機をかけたら次は横方向と、十字にかけていくことが大切です」

カーペットの掃除は、縦方向に掃除機をかけたら次は横方向と、十字にかけていくことが大切

漫然と掃除機をかけたら、後になってホコリがまだ残っているのを見つけて、もう一度かけ直したといった経験は、きっと誰にでもあるはず。正しい方法で掃除機をかければ、部屋がよりきれいになるだけでなく、時間の節約にもなるはずです。

ベアーズでは、ダイソンの最新コードレスクリーナーを使った「2.5時間の家事代行無料体験」を実施しています。家事代行スタッフのレクチャーを受けて、「掃除の基礎」を学べる機会にもなりそうです。

(取材/読売新聞メディア局 田中昌義、撮影協力/ベアーズダイソン

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