テーマは「浪漫」、文具の祭典「文具女子博2019」

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シール堂「きらぴかマスキングテープ」

女性向けのかわいらしい文具などを集めた「文具女子博2019」が12日から15日まで、東京都大田区の東京流通センターで開かれています。今年の文具女子博のテーマである「文具浪漫」をイメージしたレトロなデザインの商品や、今年のヒット商品など、“文具女子”にはたまらないグッズが集結しました。日本最大級の文具の祭典の見どころを紹介します。

「文具女子博」は、若い女性らの文具熱の高まりを受けて、2017年に初めて開催され、今年で3回目。11月20日に発売された入場前売りチケット6000枚が即日完売となり、文具人気の高さを裏付けました。

参加企業は過去最多の133社に上り、取り扱いアイテム数は約5万点に及びます。なかでも、「文具浪漫」をモチーフにした文具が数多く出品されました。

シール堂(本社・東京)は、オーロラはくをあしらったマスキングテープ「きらぴかマスキングテープ」(300円~580円)を出品しています。ネコやパンダが描かれたもの、水玉模様、花柄模様などがあり、いずれも華やかでありながらレトロ感にあふれています。

日本出版販売(同)は、文具メーカー18社とのコラボで制作したトートバッグ「Old  Resta(オールドリスタ)」(1580円)を出品。「レトロな文具が、カタチを変えて復刻する」がコンセプトで、「ジャポニカ学習帳」や「よいこのおどうぐばこ」など、子供の頃に愛用した懐かしい文具のイラストやロゴがプリントされています。

日本出版販売「Olid Resta」

イケメン男性のイラストが人気の「イケメン付箋」を販売している日本ホール―マーク(同)は、「レトロなイケメン」が描かれた付箋2種(各430円)を文具博の期間限定で販売しています。それぞれ、和服姿の書道家と、旧型のカメラを手にした記者という設定なのだとか。

日本ホールマーク「イケメン付箋」

今年ヒットした文具も並びます。

その一つが、三菱鉛筆が今年4月に発売した水性ペン「EMOTT(エモット)」(200円)。白で統一したシンプルで洗練されたデザインは、リビングルームなどにも溶け込みやすく、ペンをケースに立てて並べておくと、部屋のインテリアになりそう。優れたデザインの製品や建築物などに贈られる2019年度のグッドデザイン賞(日本デザイン振興会主催)を受賞しています。発売以来、売れ行き好調で、「工場でフル稼働で生産しているが、売れ行きに追い付いていない状況が続いている」(三菱鉛筆経営企画室)といいます。

三菱鉛筆「EMOTT(エモット)」

ゼブラ(同)の筆タイプのラインマーカー「マイルドライナーブラッシュ」(150円)は、穏やかで優しい色合いが特徴。若い女性の間で、「作った料理」「着た洋服」といったテーマを決め、手帳にイラストとともに記録する「ライフログ手帳」が人気を呼んでいます。マイルドライナーブラッシュは、1本で筆と丸いペン先が使える両用タイプで、色を塗る時や大きな文字を書く時と、イラストで細かい部分を描写する時で使い分けができることから、こうした女性たちの支持を集めています。色は、マイルドレッド、マイルドスモークブルーなど15種類ありますが、「意外にも人気が高いのがマイルドグレーで、これで絵を描くと、かわいらしくて落ち着きのある手帳になる」(ゼブラ広報室)のだそうです。

ゼブラ「マイルドライナーブラッシュ」

文具博では期間中、来場者らの投票によって「ナンバーワン文具」を決定する「文具女子アワード」などのイベントも実施されています(価格はいずれも税別)。

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