「子連れ出勤」経験あり15% 働く女性へのアンケートで賛否分かれる

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未就学の子どもを職場に連れて出勤した経験を持つ女性が15%いるというアンケート結果を、人材サービス会社ビースタイル(東京)の調査機関「しゅふJOB総研」がまとめた。

調査は3月にインターネットを通じて行われ、全国の働いている女性1000人が回答。このうち、子どもがいると回答した818人の15%が、「子連れ出勤をしたことがある」と答えた。また、「同僚が子連れ出勤だった」という経験を持つ人も17%いた。

「子連れ出勤」についてどう思うか尋ねたところ(複数回答)、メリットとして「保活に失敗しても働くことができそう」と答えた人が49%と最多で、「保育施設に預けに行く手間が省けそう」(43%)、「子どもが近くにいて安心して仕事ができそう」(43%)だった。一方、デメリットとして「職場に迷惑をかけそう」と感じる人が81%と多く、「仕事に集中出来なそう」(80%)、「通勤が大変そう」(62%)と続いた。

子連れ出勤そのものの賛否は割れ、「子連れ出勤するのも、同僚として一緒に働くのも賛成」が37%で、「子連れ出勤するのも、同僚として一緒に働くのも反対」は38%だった。

自由意見では、「働き方の多様性を認めないと企業は人を集められない」「子育てには様々な事情が生じるので仕方ない」「職場は子育ての場ではない」などの声があった。

子連れ出勤の是非については賛否が割れており、同総研所長の川上敬太郎さんは「人の寛容さの問題としてくくれるものではなく、子連れで出勤せざるを得ない環境や、職場への影響などを考え、個人や企業、社会が適切に対処していく必要がある」と指摘している。