“型にはまらない”英メーガン妃の出産準備とは

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英ヘンリー王子とメーガン妃(ロイター)

 イギリスのヘンリー王子と妻メーガン妃の間にロイヤルベビーがもうすぐ誕生します。イギリス国内だけでなく、メーガン妃の母国・アメリカなどでもロイヤルベビー出産や関連の話題で持ちきりです。

 昨年10月、英王室はメーガン妃の妊娠と19年春の出産を発表しましたが、予定日や詳しい情報は公表しませんでした。しかし今年1月、メーガン妃自身が訪問先の英国西部のバーケンヘッドで出迎えた地元市民に「『現在、妊娠6か月で、予定日は4月末か5月の初め』と話してくれた」とツイッターなどで広まりました。

インスタのアカウントも新設

 ロイヤルカップルの人気はとても高く、42日にインスタグラムのアカウント(@sussexroyal)を開設したところ、5時間45分で100万フォロワーを獲得したことでも裏付けられています。ギネスワールドレコーズによると、K-POPスター、カン・ダニエルが1月に樹立した最速世界記録を大きく上回ったとのことで、4月28日現在、530万人を突破しています。

 ロイヤルベビーの王位継承権は、ヘンリー王子(6位)の次で7番目となります。どういう名前が付けられるのか気になりますが、「名前を選ぶのに特にルールはないが、伝統に沿って決められる」(BBC)ということです。そして政府公認のブックメーカー(賭け業者)がさまざまなトピックで競い合っているイギリスなので、子どもの性別や名前の予想も例外ではありません。女の子だったら「エリザベス」「ダイアナ」「アリス」、男の子なら「アルバート」「アーサー」「ジェームス」といった名前が上位に挙がっています。

育児休暇の期間は?

 そんな中、411日に「誕生前後のプランはプライベートにする、という個人的な決断を下した」と、英王室から発表されました。出産後といえば、ヘンリー王子の母である故ダイアナ妃や、兄ウィリアム王子の妻キャサリン妃が、ロンドン市内の病院の前で赤ちゃんのお披露目をしたシーンが思い出されます。けれど、この発表が出されたことで、名物ともいえる病院前でのファミリーショットの可能性はなくなりました。その代わりに、誕生数日後にインスタグラムでの写真公開がされることを期待しましょう。

 今月初め、ロイヤルカップルはロンドンのケンジントン宮殿からウィンザーにあるフロッグモア・コテージに引っ越ししました。BBCによると、300万ポンド43000万円の費用をかけて改装されたということで、新しい家族を向かえるための準備は万全のようです。

今年2月、モロッコを訪れたヘンリー王子とメーガン妃(ロイター)

 ただ、在英ジャーナリストの小林恭子さんによると、この巨額の改装は英国内でバッシングを受けているということです。「イギリスの国民は、王室がどれだけお金を使うかをシビアに見ているから」と説明します。他にもメーガン妃に対して「アメリカ人であることやアフリカ系の血を引いていること、以前は女優で、女性問題などにも自分なりの意見を持っていることなどを理由として、差別主義者あるいはやっかむ人からのオンライン攻撃があるようです」(小林さん)。

 出産に関しては、CNNや他の英米メディアによると、メーガン妃は「ドゥーラ」と呼ばれる、妊娠中や産後、子育てが軌道に乗るまでの期間、日常生活を支える専門家を雇ったということです。病院ではなく、自宅での出産を考えているかも、という臆測も流れています。

 いつ公務に復帰するかに関しても「型破り」を貫きそうな予感。英サン紙によると、メーガン妃はなるべく早くチャリティーなどの公務に復帰することを望んでいるそうで、育児休業は3か月くらいを計画しているとのこと。これは、アメリカでは一般的な長さなので、メーガン妃とすれば特に短いということではないのかもしれません。

海外に長期滞在の可能性?

 公務に強い意欲を見せているメーガン妃ですが、驚愕きょうがくするニュースが流れました。421日、英紙サンデー・タイムズが「国際的な仕事のため、2人はある一定の期間、アフリカに居住する、と情報筋が明かした」と報道したからです。「チャリティーの仕事や英国をPRする仕事」(サンデー・タイムズ)ということですが、翌22日、英紙デイリー・メール(電子版)は前日の報道を裏打ちするような記事を出しました。「王子たちと妻たちの間の緊張感がある中、外国でのサバティカル(長期休暇)というアイデアは、保全や環境や教育関連の問題に重点を置くハリー(ヘンリー王子)が何年もの間、望んできたことだ」とレポートしたのです。

(左から)キャサリン妃、ウィリアム王子、ヘンリー王子、メーガン妃(ロイター)

 小林さんによると、メーガン妃とキャサリン妃の仲が悪いといううわさがあるとのこと。「私は噂程度だと思っていますが、メーガン妃とキャサリン妃は、一見、正反対のようなので、『ライバル』と見ると話が面白くなります」と話します。「洋服などをよく見てみると、メーガン妃は少し肌を露出する感じがあって、キャサリン妃とは正反対。キャサリン妃は夜の公務以外は、ほとんど肌を出すファッションを身に着けません。また、ジェンダー問題などで自分の意見を表に出すメーガン妃と、自分の意見は出さないキャサリン妃との違いもあります」小林さん

 現在、メーガン妃の母親、ドーリア ・ラグランドさんも出産に備えてアメリカから駆けつけ、滞在しているそうです。いつ出産するのか、ロイヤルベビーの写真がいつ公開されるのか、育休や海外滞在はどうなるのかなど、英王室に新風をもたらしたメーガン妃に大きな注目が集まっています。

 (メディア局編集部・杉山智代乃)

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