そのやり方、合ってる? 美肌になる洗顔方法とは

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 毛穴が目立たず、ハリツヤのある、むきたてのゆで卵のような肌――美肌に憧れ、肌のケアに気を使っている女性も多いのではないでしょうか。ところが、スキンケアや洗顔など、何もしていないのにキレイな人っていませんか? 読売新聞の掲示板サイト「発言小町」に、「顔を洗わないのに美肌」という洗顔に関する投稿がありました。顔を洗う頻度や方法など、洗顔方法の「正解」に悩んでいる人も多いはず。実際、どんな洗顔方法が良いのか専門家に聞いてみました。

顔を洗わないのに美肌!?

 トピ主の「ペンギン」さんの友人(22)は、「超美肌」。その秘訣ひけつを尋ねたところ、洗顔料を使ったことがないと明かしたそうです。入浴した時に、お湯で洗い流すだけ。スキンケアもしないとのこと。トピ主さんは、「素直にましい」と話し、「他にもこういう方はいらっしゃいますか?」と呼びかけました。

ぬるま湯洗顔で美肌に

 「化粧などをしていない時は、朝晩、ぬるま湯で洗顔するだけで十分なんですよ」。そう話すのは、代官山クリニック(東京・渋谷区)院長のあしえいじゅさん。10年以上スキンケアの研究に取り組んできた美容皮膚科医です。
 
 蘆田さんによると、皮膚の表面には、角質細胞と細胞間脂質(セラミド)が、幾重にも重なった「角質層」があります。角質層には、外からの刺激を防いだり、体内の水分などを保ったりする重要な役割があります。

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 けれども、角質層の厚みは、わずか50分の1ミリほど。ラップフィルムより薄く、少しこするだけで、はがれてしまうのだそう。「『汚れをキレイに落とさなくては』とこすると、角質層のバリア機能が失われ、結果的に、洗顔後に肌のツッパリや乾燥を感じやすくなってしまいます」と蘆田さん。「とにかく、こすらないことが大事です」と強調します。

 特に、ピーリング(角質取り)やスクラブなど、洗浄力の強い洗顔料は、必要な皮脂まで落としてしまうおそれもあるため、できるだけ避けた方が良いそうです。

メイクをした日の洗顔のポイント

 メイクも肌の負担になりますが、仕事上、化粧が欠かせない人や、日焼け止めが必要な人もいます。その場合の化粧品は、クレンジング剤が不要なタイプがおススメ。自宅に帰ったら、時間を置かずに落としましょう。具体的な洗顔方法のポイントは、次の通り。

〈1〉使用するのは、香料や添加物の入っていないせっけん。せっけんをネットでよく泡立てます。泡を載せた手をひっくり返しても、泡がこぼれ落ちないくらいの硬さまで泡立てます。

〈2〉泡に汚れを吸着させるように洗います。この時、手で肌を直接こすらないよう注意します。

〈3〉ひと肌ほどのぬるま湯で、泡をすぐに洗い流します。

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 どうしてもクレンジング剤が必要な場合には、ジェルやクリームタイプのクレンジングで優しく落とすようにした方が良いそうです。

 保湿は、洗顔後15分ほど様子を見て、乾燥していると感じた部分だけにワセリンを塗ります。塗るといっても、広げた手のひらで、やさしく押さえるようにします。「必要がないのに、化粧水や乳液をつけている人も多いので、一度、挑戦してみるといいですよ」と蘆田さんは言います。

気長に続ける「肌断食」

 肌のターンオーバー(再生)の周期は1か月といわれており、肌の状態も人それぞれ。食生活や睡眠不足、ストレスなどとも関係するそうです。蘆田さんは「3日やって効果がなかったからといって、すぐに諦めないでください。今は、温度、湿度ともに、“肌断食”にはぴったりの季節です。気長に続けて、最終的には何も塗らなくていい肌を目指しましょう」とアドバイスしています。

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 ついつい手をかけてしまいがちなスキンケア。シンプルな洗顔方法に変えて、美肌を目指してみませんか。

(読売新聞メディア局編集部 安藤光里)

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顔を洗わないのに美肌

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