うなじ・背中のムダ毛、あなたは気にしたことある?

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 薄着になるこれからの季節、うぶ毛やムダ毛の手入れをどこまでするか悩む女性も少なくないようです。掲示板サイト「発言小町」には「うなじから背中にかけてのムダ毛、どこまで気にしてますか?」という投稿がありました。自分のうなじや背中の状態なんて、ふだんはなかなか意識しませんが、みなさん、どんな手入れをしているのでしょうか。

  トピ主の「ねこ」さんは、30代の主婦。ふだん洗面所の鏡で見ている限り、うなじや背中のムダ毛は気にならなかったのに、ほかの部位の脱毛のために通っていた店で、店員から「結構生えてますね」と言われ、ショックを受けたそうです。そこで、発言小町で「他人のうなじから背中のムダ毛が気になったシチュエーションはありますか? みなさんはどの程度処理していますか?」と尋ねました。

  この投稿には、20件近い反響がありました。

 サロンの常套句? どこまで気にする?

  まず、トピ主さんが「結構生えていますね」と言われたことについて、あまり気にする必要がないという指摘がたくさん寄せられました。

 「サロンの常套句じょうとうくですよ。脱毛サロンも売り上げを作りたいですから、あれこれ突っ込み入れますよ。それも大袈裟おおげさにね。まずはご主人に聞いてみてはどうですか?」(「ICHICO」さん)。「世の中には見えにくいもの、見えないものに対する不安をあおり、売り上げアップにつなげる商法って一定割合あります。口車に乗らないってこと」(「気になりません」さん)などです。

  他人のうなじや背中のムダ毛が気になったシーンでは、至近距離になって初めて気づいたというパターンを挙げる人が多く見られました。

 「競馬場の馬のよう……」猛者のエピソードも

  バイト先の女性から「髪を編み込んでほしい」と頼まれたことのある「M」さんは、その時の体験をつづりました。「(彼女の髪の毛を)編み込んでゆくと、うなじにも毛が……しかも背中までかなりしっかりと……『うわっどこまで編み込むかわからん』となった記憶があります」。結局、「M」さんは「ごめん~髪の毛がサラサラすぎて(確かに彼女は羨ましい美髪でした)編めない)」と言ってお断わりしたそうです。「あのまま編み込めば、背中まで続いて、競馬場の馬のようになったでしょう……。彼女は、サロンに行った方がいいだろうな」と振り返ります。

  「混雑した電車の中で背中パックリ開いた服の人の後ろに立った時、ギョッとすることが多々あります。至近距離でまじまじと見る機会なんてないので大きな衝撃でした」という体験談を寄せたのは「ギブすん」さん。「アイアンマン」さんも「ここ数年、首から背中にかけて開いた服が増えたような気がします。服も持ち物もブランド品でビシッと決めたようなお姉さまが、モウモウとしてたりするとちょっと残念ですね」と言います。

  「(うなじの毛が)生えている人見ると『あー全体的に体毛濃いんだろうな。処理大変そう』と勝手に思っちゃいます。うなじから生えている人は、背中にかけても生えていますから」(「本音」さん)という意見も寄せられました。

 剃る、脱毛する、理容室に行くなど

  ムダ毛の対処法については、「自分でる」「脱毛する」「理容室で剃ってもらう」といった経験談が寄せられました。

  「ここ数年ショートヘアなので、うなじから背中にかけて電動シェーバーで剃ってます。はじめは自分で剃るの怖かったですけど、慣れればどうってことないです」(「ねる」さん)、「うなじの毛ぼうぼうに生えていて(髪を)結ぶと目立つので形成外科でレーザー脱毛しました。3回ですが、すっきり美しくなりました」(「ぽえみ」さん)、「時々レディースシェービングに行ってます。女性専用の、プチエステが付いているサロンの時もあれば、理容店で、おじさまに混じってうなじを剃ってもらったり。もうすぐライブ参戦するので、その前に剃り剃りの予定です」(「今はパート」さん)などです。

 背中用カミソリも好評

  大手刃物メーカーの「貝印」は2018年3月に、背中用カミソリ「キャミ剃ーる」をリニューアル発売しました。2008年から販売してきたロングセラー商品でしたが、2枚刃を3枚刃にし、ヘッドの角度を変えることで、剃り味と剃り心地を向上させました。

「キャミ剃ーる」(貝印提供)
「キャミ剃ーる」は柄の長さがあるので、余裕をもって気になる部分に刃が届きます

  「持ち手が約20センチと長く、肩甲骨周辺まで届く長さで、背中のうぶ毛を剃りたいという方に喜ばれています」(同社広報)。ただ、自分で背中を剃るのは難易度が高いため、ホームページで「背中のムダ毛を一人で処理する方法」として、(1)シェービングする場所は明るいところを選ぶ(2)何度も同じところを剃ることのないよう、合わせ鏡で確認しながら行う(3)剃る前に、届く範囲でよいのでクリームを塗る(4)剃った後も、クリームを塗って保湿を心がける――などのアドバイスを紹介しています。

  国内外で理容サロンを展開する「銀座マツナガ」の取締役・浅野茂喜さんは「定期的にうぶ毛を剃れば、余分な角質も取ることができ、肌の明るさやキメもアップします」と話します。 

 剃るときには、あらかじめ「スチームタオル」などで温めて十分に毛穴を開かせておくか、蒸気が毛を浮かせてくれるように、入浴後のお風呂場など湿度の高い場所で行うと良いそうです。「肌に水分を十分に与えてからのシェービングなら、お肌への負荷がかかりにくくなります。剃った後の保湿も、必ず行ってください」と浅野さんはアドバイスします。

 女性用のシェービングサービスも

  銀座マツナガでは、多くの店舗で「レディースシェービング」のコースを設けています。顔剃りと襟足剃りがセットになっているほか、襟足から背中の肩甲骨まで、あるいはさらに深いところまで剃りたい場合には面積に応じて追加料金を取るなどのメニューを用意して、女性からの相談を受け付けているそうです。

  「担当するのは、女性理容師。肌の再生(ターンオーバー)には、だいたい28日程度かかるので、1か月に1回くらいの割合でお見えになるお客様が多いです。結婚式用の『ブライダルシェービング』で心地よさを実感された方が、肌の露出の増える春や夏には、背中の方まできれいにしたいからと来店されるケースもあります」と浅野さん。

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  水着になったり、オフショルダーや背中が開いた服を着たりする機会が多くなるこれからの季節。一度、自分の姿も合わせ鏡で総点検した方がいいかもしれません。

  (読売新聞メディア局編集部・永原香代子)

【紹介したトピ】

うなじから背中にかけてのムダ毛、どこまで気にしてますか?