10連休どう過ごす? 非正規は、収入減でピンチ!

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画像はイメージです。

 4月1日、新元号が「令和れいわ」と発表されました。今年は、天皇陛下の退位と皇太子さまの即位のため5月1日が祝日になり、祝日法により、4月30日と5月2日も休日になります。土日が休みだと、4月27日から5月6日までの10連休となるケースも少なくないようです。「うれしい!」と喜ぶ人がいる一方で、稼働日が減ることで収入減を心配する人もいます。「10連休、どう乗り切ればいいの?」という悲痛な叫びが、読売新聞の掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。

 トピ主の「桜前線」さんは、非正規雇用で働くアラフォーシングル。10連休を考えると、「収入の大打撃に今から気分が落ち込みます」といい、「同じ境遇の非正規の皆さん、今度の10連休、どう乗り切る予定ですか?」と聞きました。

 この投稿にはこんな反響がありました。「日給だから、仕事が休みなら給料も出ない。泣き寝入り。どうにもならない。連休なんて、嫌いだぁ。どこへ行っても混んでいるだろうし」(「非正規」さん)。アラフォー派遣社員「gorogoro」さんも、「10連休にぱぁーっと旅行に使える貯金もないし、祝日なので有休も使えないし」と、切実です。

サービス業は関係なし

 連休中に仕事をする人の投稿もありました。パートタイムで働く「ゆきうさぎ」さんは「シフトで仕事をしているので、10連休関係ないです」。ファミリーレストランで働く「雨模様」さんは「人員不足で店長から拝み倒されほぼ昼も夜も出ます」。サービス業で働く人は、逆に忙しさが増すようです。

人手不足を逆手に取って

 収入減を心配するトピ主さんへのアドバイスでは、昨今の人手不足を逆手に取って、「単発や短期のアルバイトをしては?」という意見が多く寄せられました。「コンビニの派遣。イベント会場で、ティッシュ配り・ドリンク類の販売・着ぐるみのサポート等、すごい人手不足なようで、毎日のように、登録した人材派遣会社から、オファーの電話が来ます」(「な」さん)と、引く手あまたのようです。勤務先が許すのであれば、休み分のマイナスを少しでも補うことができるかもしれません。

「うれしい」「うれしくない」は半々

 インターネット旅行会社のエクスペディアの日本語サイト「エクスペディア・ジャパン」が、20代~50代の社会人経験のある男女400人を対象に行ったアンケート調査(調査期間:2018年10月19~22日)では、「10連休を知っている」という人は8割おり、その中で「うれしい」は54%、「うれしくない」は46%で、回答がほぼ半々に分かれる結果になりました。
参考ページ:https://welove.expedia.co.jp/press/40015/

 その中で「うれしい」と答えた人の割合が多い職業は「公務員」「会社員」で、「家族で出かける計画をしているから楽しみ」や「旅行にも行けるし、ゆっくり休める」「普段できないことや、行けないところへ出かけるチャンス」などのコメントがありました。

 反対に、「うれしくない」と答えたのは、「専門家(医師・弁護士・会計士など)」「主婦(夫)」 「パート・アルバイト」が並びました。専門家の方からは「祝日も仕事なうえ、人手不足で忙しくなる」、主婦の方からは「子供や夫が家にいるから炊事、家事が大変に」という声がありました。また、サービス業の方からは「毎日忙しくなるから怖いだけ」「国民全員に連休が取得できるように配慮するべき」という声があがりました。職種や立場によっては、一概に「連休=うれしい」とはいかないようです。

 さらに、カレンダー通り「10連休になりそう」と回答した人は35%にとどまり、32%は「休めなさそう」、そして33%は「休めるかわからない」と回答しました。

 職場によってはいろいろな事情があるのでしょうが、長期休暇を取りづらく、取れたとしても、費用がかかるので、バカンスを楽しめる状況にはほど遠い……そんな実態がうかがえます。休むにしても働くにしても、陽気の良いゴールデンウィーク、どう充実させることができるか考えておきたいものです。(メディア局編集部・遠山留美)

【紹介したトピ】
非正規の皆さん 10連休どうします?

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