デキる女のオーダースーツ 価格は既製服並み

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写真はイメージ

 価格を既製品並みに抑えた女性用スーツのオーダーサービスが増えている。職場で部下ができはじめた世代を中心に、立場や年齢に見合った仕事着として人気だ。今から注文すれば、春の衣替えに間に合うタイミングだ。

3万円台から 最短で1週間

 キャリア女性向けの人気ブランドを多数展開するオンワードグループは、昨年夏からオーダーサービス「カシヤマ・ザ・スマートテーラー」で、女性用の本格受注を始めた。価格は生地によって異なるが、3万~8万円台。ウール100%が選べる4万~5万円台が売れ筋だ。

 まずスマートフォンで予約を入れて店舗へ向かう。生地を選び、体形に近いサイズのサンプル服を試着。そこからジャケットの着丈、袖丈、裾丈や胴回りなどを調整する。最短1週間で自宅に届く。2回目からはスマホで生地選びやサイズの微調整をして購入できる。

 襟付きテーラード、襟なし、ラウンドなど基本的なデザインのジャケットと、パンツやスカートを組み合わせることができる。生地はビジネス用のオーソドックスな色柄がそろっている。

 高島屋の女性スーツ売り場「スーツクローゼット」が2017年9月から取り扱っているオーダーサービスは6万~11万円台だ。

 サンプル服は、同じ号数でも「スリム」「基本」「グラマラス」の最大3種類を用意。そのうえで胴回りを調整するので、より体形に合ったジャケットが手に入る。

 日本では三陽商会が展開する米国発祥の名門ブランド「ポール・スチュアート」が昨年8月、女性向けオーダーの内容を強化した。11万~26万円台だが、サイズ調整の選択肢は広い。

 肩幅の合ったサンプル服を選び、バスト・胴回り・裾回り、ヒップを調整するので、体のラインをきれいに見せるスーツになる。

 まずは試し、という人にはオンリーの「ミニマルオーダー」がある。デザインやサイズ調整の幅は限られ、納期も約2か月かかるが、1着3万240円で生地も約100種類と豊富だ。同社の上級オーダー「テーラーメイド」も、4万円台から用意されている。

信頼感与える色柄に

 サイズはぴたりと調整できても、生地やデザインで迷うかもしれない。女性ビジネスパーソンのドレスコードに詳しい、大森メソッド代表の大森ひとみさんに聞いた。

 基本は男性のスーツと同じで、色は紺や灰色、素材はウール、襟付きテーラードジャケットにパンツかスカートです。

 襟なしや丸首ジャケットなど男性より選択肢は多いのですが、「おしゃれ」ではなく、「仕事で信頼できそう」「しかるべき立場の人」といった印象を与えることが目的なので、職場の男性陣の服装をよく見て、浮かないような色柄を選ぶのも手です。

 シャツもフリル過剰なものは避け、シンプルにするのがいいでしょう。アクセントをつけるなら、男性のネクタイのように、スカーフやアクセサリーで工夫を。宝石は輝きが強すぎるので、真珠がおすすめです。